心に残る写真旅個別記事
写真旅 心に残る写真旅個別記事 関東近郊の花名所
茨城県の「国営ひたち海浜公園」の「みはらしの丘」は、年2回、春の「ネモフィラ」と秋の「コキア」が咲く時期になると、丘全体を覆う幻想的な花風景が見られる場所として広くマスコミに紹介されるほど有名ですね。
この「みはらしの丘」を彩る「ネモフィラ」と「コキア」は、それぞれ開花シーズンを終わると、全て抜き取られて次の花を植える準備が始まるそうです。広大な丘を年に2回も植栽替えするのは大変なことですね。
春の「ネモフィラ」と秋の「コキア」の花風景をそれぞれご紹介します。
※写真をクリックすると拡大した写真がご覧になれます。
(地図を見る)
<丘を青く彩る幻想的な「ネモフィラ」の花風景>
5月の連休が近づくと「みはらしの丘」一面を埋め尽くす、青空のような色の〝インシグニスブルーに輝く「ネモフィラ」の花風景が見られるようになります。
通常は、5月の連休に見頃を迎えるネモフィラですが、年によっては早く開花が進み、連休前に見頃を迎えるような場合は、開花を遅らせるなどの手間をかけるそうですが、手間をかけても間に合わない場合があるようです。
|
|
|
菜の花畑からのネモフィラ光景 |
|
|
|
ネモフィラのブルーの世界 |
|
|
|
赤い小花とネモフィラ |
|
|
|
ネモフィラの丘 |
|
|
|
ネモフィラの花風景に松1本 |
<見晴らしの丘一面を赤く染める「コキア」の花風景>
「みはらしの丘」は、秋になると赤く染まる「コキア」の花で埋め尽くされ、赤く彩られた広大な丘が実現されます。
「コキア」は、開花シーズンを終わると、全て抜き取られ、春の「みはらしの丘」を青く染める「ネモフィラ」の植樹が始まるのだそうです、大変な労力ですね。
広大な丘一面を彩る美しい光景は、非日常的な世界を映し出してくれます。
|
|
|
コスモスとコキアのグラデーションの光景 |
|
|
|
人影が小さく見える赤い丘 |
|
|
|
コキアの花風景に前撮り撮影が映える |
|
|
|
赤一色の広大な丘 |
2019年5月3日
写真旅 心に残る写真旅個別記事 その他記事一覧
夏の東北はお祭りのシーズンです。
8月の初旬に開催期間が重なるように開催される勇壮な「青森ねぶた祭」、竿燈の流れが幻想的な「秋田竿燈まつり」、街中を華やかに彩る「仙台七夕まつり」、花笠音頭に合わせて街を練り歩く「山形花笠まつり」は、東北の4大祭りと賞される盛大なおまつりです。
<夕闇に連なる幻想的な竿燈「秋田竿灯まつり」(秋田県)>
8月3日~6日まで開催される国重要無形民俗文化財の「秋田竿燈まつり」を観覧席から見学しましたが、竿燈が見学席に倒れたり、また竿燈の竿が折れて危ない目にあったりと、楽しくスリルに満ちたお祭りでしたね。
竿灯の種類は一番大きな「大若(おおわか)」が、長さ12メートル、重さ50kg、提灯の数が46個と大きい。
一番小さな竿燈の「幼若(ようわか)」が、長さ5メートル、重さ5kg、提灯の数が24個で、この間に「中若(ちゅうわか)」、「子若(こわか)」の竿灯があり、4種類の竿灯が、全長800mの夜会場を練り歩く。
竿灯を支える妙技は、平手、腰、肩、額で支えるなど5つの妙技があり、50kgもある「大若」を支える妙技は圧巻。
中でも、竿燈に継竹を継ぎ足して、提灯の重みで大きくしなった竿燈をバランスよく操る技は見ものです。
|
|
|
パレード参加前のワンショット |
|
|
|
幼若の出陣 |
|
|
|
中若を肩で支える |
|
|
|
継竹を継ぎ大きくしなる中若竿灯 |
|
|
|
林立する竿灯の光景 |
<勇壮な武者絵が彩る「青森ねぶた祭」(青森県)>
「青森ねぶた祭」はあまりにも有名で説明を要しませんが、今回は日程の都合で最終日の7日(月)に見学。
最終日の7日は、定番の「夜ねぶた」の運航はなく、めずらしい「昼ねぶた」の運航と、夜に開催される「ねぶた海上運航」と同時に開催される青森花火大会が行われる。
身近にねぶたの子細な部分までも見られた「昼ねぶた」も印象に残るものでした。
製作費は1台当たり2000万円近くといわれているそうですが、スケールの大きさからみればうなずけます。
1万発の花火の打ち上げと同時間帯に行われた「ねぶた海上運航」は、各賞に輝いた6台のねぶたが、それぞれ大きな台船に乗せられ、お囃子と共に青森港を運行。
近くには、飛鳥などの大型客船が寄港しており、客船からの寄付による花火の打ち上げ時には汽笛の伴奏もあり、面白い趣向でしたね。
|
|
|
跳人の若い女性 |
|
|
|
花笠を被った跳人 |
|
|
|
東芝提供の「空飛ぶ権現様と火消」 |
|
|
|
実行委員会の「修羅場阿修羅と帝釈天」 |
|
|
|
「金人長五郎 仁王と相撲をとる」 |
|
|
|
ねぶたを曳く若衆 |
|
|
|
マルハニチロ提供「岩見重太郎狒々退治」 |
|
|
|
ねぶた海上運航と花火 |
<七夕飾りが映える「仙台七夕まつり」(仙台市)>
「仙台七夕まつり」の訪問時は、あいにくの雨でアーケード商店街通りを見学。
期間中は200万人近くの人でにぎわう仙台七夕まつりですが、雨の中にもかかわらず、楽しむ人ごみの多さに人気のほどがうなずける。
現在の七夕の飾りつけは、昭和3年のコンクールがきっかけだそうで、戦後昭和天皇が巡行した昭和22年に、5000本の竹飾りでお出迎えしてから、以降は商店街振興のための観光イベントととして発展してきたとのこと。
1本の価格が数十万円から数百万円もするという笹飾りは毎年新たに作られ、5本がワンセットで飾るのが仙台の七夕の習わしのようです。
仙台七夕には学問や書道の上達を願った「短冊」、家内安全と健康長寿の「折鶴」などの七つ飾りが飾られて、個性の異なる小物飾りも楽しめる。
|
|
|
頭上まで垂れる笹飾り |
|
|
|
高価な5本セットの笹飾り |
|
|
|
横並びの笹飾り |
|
|
|
どこまでも続く笹飾り |
|
|
|
外人さんもスマホで一枚 |
2018年9月7日
写真旅 心に残る写真旅個別記事 亜熱帯の島「八重山諸島」
「由布島(ゆふじま)」は、西表島の上原港と大原港の中間に位置し、西表島の沖合約400mにある周囲2kmほどの小さな島です。
無人島だった由布島に、稲作のため通っていた農家が住みつき、一時は300人余りが暮らしていたようです。
しかし、1969年の台風の被害でほとんどの農民が西表島に移転し、島に残った一人の「おじぃ」が、ヤシなどを植え続けて熱帯植物園を開園したのが、現在の由布島の風景ということです。
由布島に渡るには、当時から移動に水牛舎を使っていましたが、今は観光化され、ガイドが奏でる三線で15分ほどかけてのんびり渡っていきます。満潮時には海水が床まで達して観光客はあしを持ち上げて渡るとのこと。
水牛は台湾から輸入したもので、陸に上がる前に必ずオシッコをするおりこうな水牛とのことです。途中で大をしたのを見て、皆さんの笑いを誘っていました。
由布島の園内には蝶々園や、40頭余りの水牛が暮らす池があり、水に浸かりのんびり草を反芻する水牛を見ることができます。
※写真をクリックすると拡大した写真がご覧になれます。
地図を見る(西表島 由布島)
|
|
|
西表島側で待機する水牛車 |
|
|
|
由布島に向かう水牛車 |
|
|
|
由布島で待機する水牛車の列 |
|
|
|
出発前に準備するガイドと水牛 |
|
|
|
八重山特有の笠をかぶったガイド |
|
|
|
浅瀬を由布島に向かう軽乗用車 |
|
|
|
干潮時に一斉に西表島に向かう水牛車 |
|
|
|
ハエたたきで叩かれ促される水牛 |
|
|
|
浅瀬をのんびり渡る水牛車 |
2017年5月27日
写真旅 心に残る写真旅個別記事 亜熱帯の島「八重山諸島」
「西表島」は沖縄で2番目に大きな島です。「東洋のガラパゴス」と呼ばれているように、亜熱帯のジャングルが生い茂り,イリオモテヤマネコに代表される貴重な生物が生息している自然豊かな島です。
西表島には、西部の「上原港」と東部の「大原港」の2つの港があり、いずれの港にも石垣島から高速艇が出ており40分ほどです。
仲間川は全長17.5km、流域の160ヘクタールに広がる日本最大のマングローブ原生地は、国の天然記念物にも指定されています。
このマングローブ林をさかのぼる遊覧船が出ており、所要時間は1時間ほどです。干潮時は川底が浅くなるために上流までは行けず、上流にある日本最大級のサキシマスオウを見ることができない場合があります。
西表島には西部の上原港から近い沖縄県最大の川「浦内川」を遊覧船で遡るコースもあります。船着場から少し歩くことになりますが「カンピレーの滝」や「マリユドゥの滝」を巡ることができます。
西表島の道路には、道路下にトンネルを設けたり、道路の側溝を低くするなど、貴重な「イリオモテヤマネコ」などの野生動物の移動を助ける工夫が施されています。
※写真をクリックすると拡大した写真がご覧になれます。
地図を見る(西表島仲間川クルーズ)
|
|
|
仲間川下流の仲間橋 |
|
|
|
マングローブで羽を休めるサギ |
|
|
|
マングローブに舫う船 |
|
|
|
仲間川を横切るサギ |
|
|
|
干潮時のマンゴローブ林の光景 |
|
|
|
川底が現れた中流域の風景 |
|
|
|
サキシマスオウの木を船上から見学 |
|
|
|
カヌーを楽しむ人々 |
|
|
|
カヌーを降りマングローブ林を見学 |
|
|
|
マングローブ林を航行する遊覧船 |
2017年5月19日
< 1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
>