亜熱帯の島「八重山諸島」

干潮時に出現する白砂の「幻の島」(浜島)

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潮の満ち引きによって限られた時間だけ姿を見せることから「幻の島」(別名 浜島)と呼ばれる白砂の島は、数々のCMの撮影地として知られています。

小浜島近くに位置する「幻の島」へは定期船の運行がないために、石垣島と小浜島から現地のマリンショップのアクティビティツアーのような自社(個人)所有のボートでしか向かうことができません。

 

周囲360度をエメラルドブルーの海に囲まれた白砂の小島ですが、干潮時のほんの数時間しか滞在することができません。時期によってはツアー船が小島を取り囲むほど多く集まり、上陸した人数の多さでのんびり南国の風情を楽しむことができない時もあるようです。

夏のトップシーズンの混雑や、干潮時間など、条件に大きく左右されますので、事前にマリンショップなどで情報を仕入れていきましょう。

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八重山諸島「幻の島」ソーダブルーの世界から島を望む
ソーダブルーの世界から島を望む
八重山諸島「幻の島」砂上に島に寄せるボート
白砂の島に寄せるボート
八重山諸島「幻の島」広大な島にボート一隻と一人
広大な砂州の景観
八重山諸島「幻の島」島に上陸したカップル
上陸したカップル
八重山諸島「幻の島」停泊したボート上の女性
砂浜に乗り上げ停泊中のボート
八重山諸島「幻の島」砂上に佇む女性
砂上に佇む女性
八重山諸島「幻の島」砂上に佇む女性一人の世界
満ち潮に入り消えゆく砂州の中で

 

シュガーロードが伸びる「小浜島」

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石垣島と西表島の中間地点に浮かぶ小島「小浜島」は、石垣島から高速船で25分ほど要するサトウキビが主産業の小さな島です。

この小浜島が広く知られるようになったのは「NHK連続ドラマ・ちゅらさん」の舞台として紹介されたことが大きかったでしょう。

 

小浜島にはこれといった観光スポットはありませんが、小浜島で唯一の山となる海抜99mの「大岳」の展望台からは、西表島、石垣島などが見渡せる360度の大パノラマが展望できます。

また、左右にサトウキビ畑が広がる中をまっすぐ続くシュガーロードを、自転車などで疾走するのも爽快ですね。

 

小浜島の宿泊施設は民宿以外には、本土資本の「はいむるぶし」と外資系の「ホテルニラカナイ小浜島」の2つの大型リゾートホテルがあり、このホテルの利用を目的に来島する人が多いですね。

日常の煩わしさを忘れて、亜熱帯のエメラルドブルーに輝くビーチでの一時は長く思い出に残ることでしょう。

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八重山諸島「小浜島」小浜島の桟橋風景
小浜島の桟橋
八重山諸島「小浜島」はいむるぶしビーチ
はいむるぶしビーチ
八重山諸島「小浜島」ビーチに咲くハマヒルガオの花
ビーチに咲くハマヒルガオ
八重山諸島「小浜島」ホテルニラカナイ小浜島ビーチ
ホテルニラカナイ小浜島のビーチ入口
八重山諸島「小浜島」さとうきび畑のシュガーロード
サトウキビ畑の中を真っ直ぐ伸びるシュガーロード
八重山諸島「小浜島」夕暮れのビーチ
夕暮れのビーチ
八重山諸島「小浜島」夕暮れのひと時を憩う
西表島に沈む夕日を眺めて一時を楽しむ
八重山諸島「小浜島」夕日の光線を横切るSAP
赤く染める夕暮れ時の光線を横切るSUP

 

牛舎に揺られて向かう「由布島」(西表島)

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「由布島(ゆふじま)」は、西表島の上原港と大原港の中間に位置し、西表島の沖合約400mにある周囲2kmほどの小さな島です。

無人島だった由布島に、稲作のため通っていた農家が住みつき、一時は300人余りが暮らしていたようです。

 

しかし、1969年の台風の被害でほとんどの農民が西表島に移転し、島に残った一人の「おじぃ」が、ヤシなどを植え続けて熱帯植物園を開園したのが、現在の由布島の風景ということです。

由布島に渡るには、当時から移動に水牛舎を使っていましたが、今は観光化され、ガイドが奏でる三線で15分ほどかけてのんびり渡っていきます。満潮時には海水が床まで達して観光客はあしを持ち上げて渡るとのこと。

 

水牛は台湾から輸入したもので、陸に上がる前に必ずオシッコをするおりこうな水牛とのことです。途中で大をしたのを見て、皆さんの笑いを誘っていました。

由布島の園内には蝶々園や、40頭余りの水牛が暮らす池があり、水に浸かりのんびり草を反芻する水牛を見ることができます。

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地図を見る(西表島 由布島)

 

八重山諸島「由布島」西表島側の水牛車
西表島側で待機する水牛車
八重山諸島「由布島」由布島に向かう水牛車
由布島に向かう水牛車
八重山諸島「由布島」由布島で待機中の水牛車群
由布島で待機する水牛車の列
八重山諸島「由布島」水牛車ガイドと水牛
出発前に準備するガイドと水牛
八重山諸島「由布島」八重山スタイルの水牛車ガイド
八重山特有の笠をかぶったガイド
八重山諸島「由布島」浅瀬を走る軽トラック
浅瀬を由布島に向かう軽乗用車
八重山諸島「由布島」西表島に向かう水牛車の列
干潮時に一斉に西表島に向かう水牛車
八重山諸島「由布島」水牛車で西表島に向かう
ハエたたきで叩かれ促される水牛
八重山諸島「由布島」浅瀬を渡る水牛車
浅瀬をのんびり渡る水牛車

 

マングローブ林を巡る「仲間川遊覧」(西表島)

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「西表島」は沖縄で2番目に大きな島です。「東洋のガラパゴス」と呼ばれているように、亜熱帯のジャングルが生い茂り,イリオモテヤマネコに代表される貴重な生物が生息している自然豊かな島です。

西表島には、西部の「上原港」と東部の「大原港」の2つの港があり、いずれの港にも石垣島から高速艇が出ており40分ほどです。

 

仲間川は全長17.5km、流域の160ヘクタールに広がる日本最大のマングローブ原生地は、国の天然記念物にも指定されています。

このマングローブ林をさかのぼる遊覧船が出ており、所要時間は1時間ほどです。干潮時は川底が浅くなるために上流までは行けず、上流にある日本最大級のサキシマスオウを見ることができない場合があります。

 

西表島には西部の上原港から近い沖縄県最大の川「浦内川」を遊覧船で遡るコースもあります。船着場から少し歩くことになりますが「カンピレーの滝」や「マリユドゥの滝」を巡ることができます。

西表島の道路には、道路下にトンネルを設けたり、道路の側溝を低くするなど、貴重な「イリオモテヤマネコ」などの野生動物の移動を助ける工夫が施されています。

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地図を見る(西表島仲間川クルーズ)

 

西表島「仲間川」仲間橋の風景
仲間川下流の仲間橋
西表島「仲間川」マングローブ林に羽を休めるサギ
マングローブで羽を休めるサギ
西表島「仲間川」マングローブ林のボート
マングローブに舫う船
西表島「仲間川」サギの飛翔
仲間川を横切るサギ
西表島「仲間川」マングローブ林の景観
干潮時のマンゴローブ林の光景
西表島「仲間川」川底が現れた中流域
川底が現れた中流域の風景
西表島「仲間川」サキシマスオウの大樹
サキシマスオウの木を船上から見学
西表島「仲間川」カヌーを楽しむ人々
カヌーを楽しむ人々
西表島「仲間川」マングローブ林のの見学
カヌーを降りマングローブ林を見学
西表島「仲間川」遊覧船とマングローブ林
マングローブ林を航行する遊覧船

 

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