牛舎に揺られて向かう「由布島」(西表島)
「由布島(ゆふじま)」は、西表島の上原港と大原港の中間に位置し、西表島の沖合約400mにある周囲2kmほどの小さな島です。
無人島だった由布島に、稲作のため通っていた農家が住みつき、一時は300人余りが暮らしていたようです。
しかし、1969年の台風の被害でほとんどの農民が西表島に移転し、島に残った一人の「おじぃ」が、ヤシなどを植え続けて熱帯植物園を開園したのが、現在の由布島の風景ということです。
由布島に渡るには、当時から移動に水牛舎を使っていましたが、今は観光化され、ガイドが奏でる三線で15分ほどかけてのんびり渡っていきます。満潮時には海水が床まで達して観光客はあしを持ち上げて渡るとのこと。
水牛は台湾から輸入したもので、陸に上がる前に必ずオシッコをするおりこうな水牛とのことです。途中で大をしたのを見て、皆さんの笑いを誘っていました。
由布島の園内には蝶々園や、40頭余りの水牛が暮らす池があり、水に浸かりのんびり草を反芻する水牛を見ることができます。
※写真をクリックすると拡大した写真がご覧になれます。
西表島側で待機する水牛車 | |
由布島に向かう水牛車 | |
由布島で待機する水牛車の列 | |
出発前に準備するガイドと水牛 | |
八重山特有の笠をかぶったガイド | |
浅瀬を由布島に向かう軽乗用車 | |
干潮時に一斉に西表島に向かう水牛車 | |
ハエたたきで叩かれ促される水牛 | |
浅瀬をのんびり渡る水牛車 |
2017年5月27日