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室町砂場の味を継ぐ「室町砂場赤坂店」(港区)

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東京メトロ赤坂駅から徒歩1分の「室町砂場赤坂店」は、テーブル席と座敷席で30席ほどのこじんまりした老舗のお店です。

土地柄か外国人のお客さんがそばをすすっている姿を見ることが出来、今日もお隣が外国人で音を立てずにそばを食べていました。

 

室町砂場赤坂店は、室町砂場の支店の位置付けとして営業を始めており、看板メニューの「天ざる」も本店とほぼ同じのものです。

揚げ物の天ぷらを別皿で出す天もりとは違い、かき揚げを温かいつけ汁に浸した状態で提供する「天ざる」は室町砂場の独特なメニューで人気の一品です。

 

そば粉は北海道産、茨城産などをメインに、そば粉7、つなぎ粉3の手打ちそばで、かき揚げの香りが含まれた、ほど良い辛さの汁に半分ほどくぐらせてすする味は格別なものがあります。

周囲のお客さんの半数が「天ざる」を注文していました。

東京都港区赤坂6-3-5(地図)
交通:東京メトロ千代田線赤坂駅徒歩1分
電話:03-3583-7670
営業:11:00~22:00、土曜11:00~19:30
休み:日・祝日

 

東京都港区蕎麦店「室町砂場 赤坂店」
お店の入口
東京都港区蕎麦店「室町砂場 赤坂店」つけ汁に浸したかき揚げ
つけ汁に浸したかき揚げ
東京都港区蕎麦店「室町砂場 赤坂店」つけ汁の天ざる
看板メニューの天ざる

 

大正13年創業の蕎麦処「本むら庵」(杉並区)

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中央線荻窪駅から徒歩10分ほどの、大正13年創業の蕎麦処「本むら庵」は、間口の広い玄関に大きな暖簾が目につく、石臼引きの挽きたてにこだわる老舗蕎麦店。

席数80席と大きなお店の日本家屋造りの落ち着いた店内は、待合室に囲炉裏が置かれ、ゆとりある座席の配置もうれしいですね。

 

細めの粗く挽いたニ八そばは、少し黒色の細目で、大型せいろに薄く盛って出されます。粗く挽いたそば粉は香りが良い代わりに切れやすいため、こね方や茹で方を工夫しているそうです。

本節、サバなどでダシをとったつゆは中辛で、香りが鼻腔をくすぐり、そばをひきたててくれる。

 

最寄り駅から少し遠いことと、住宅地に位置するために、サラリーマンの姿は少なく、家族連れや蕎麦好きのカップルが目立ちます。

30台収容できる駐車場が隣接されているので、車での来店も容易です。

東京都杉並区上荻2-7-11
電話:03-3390-0325
営業時間:11:00~21:30
定休日:火曜日、第三水曜日

 

東京都杉並区蕎麦店「本むら庵」
暖簾が目につく広い間口の入口
東京都杉並区蕎麦店「本むら庵」和の待合室
囲炉裏が置かれた待合室
東京都杉並区蕎麦店「本むら庵」店内
ゆとりのある店内の一部
東京都杉並区蕎麦店「本むら庵」せいろ
せいろ

 

「更科」の系譜を継ぐ「布垣更科」(品川区)

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「布垣更科」は、名門「更科」の老舗の系譜を受け継ぐ蕎麦処で、都内の名の知れている蕎麦処のそば職人も、ここで修業を積んだ人が多いと聞きます。

茨城産の蕎麦を使っていますが、毎年産地を訪れて収穫から乾燥・保管まで確認している蕎麦の味は、爽やかな香りとコシ、心地よいのど越しを堪能させてくれます。

 

江戸時代から伝わるたまり醤油を返しに使ったつゆは、辛口の本格派で種物の天ぷらにもよく合います。

この日はマイタケを天ぷらにした「天せいろ」を注文、つゆがよく合い美味しかったですね。

 

せいろのそばの量が多く、200gは軽く超えていました、通常は150g前後ですので、大盛並み以上ですかね。美味しいそばなので大歓迎。

東京都品川区南大井3-18-8
☎03-3761-7373
営業:11:30~15:00、
17:00~20:00
休日:日曜
座席数:40席程

 

東京品川区蕎麦店「布垣更科」
こじんまりとしたお店入口
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ボリュウムがあるマイタケの天ぷら
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使い込まれたそば湯の器
東京品川区蕎麦店「布垣更科」マイタケの天もり
蕎麦の量も多いマイタケの天もり

 

更科系のそば処「芝大門 更科布屋」(港区)

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芝増上寺の大門からほど近い更科系の蕎麦処「芝大門 更科布屋」は、60代前半の
7代目主人が継いでおり、浜松町のビジネス街にある席数80ほどの繁盛店です。

長く受け継がれてきたといわれる鰹節をベースにしたつゆの風味は、濃厚でうまさを引き立たせます。

 

そば粉を挽くときも摩擦熱によって香りが飛ばないよう、石臼の回転速度には気を使っているとのこと。蕎麦は、ニ八、十割、更科があり、月毎にかわる三種そばなど、メニューも豊富。

今回は、更科の老舗ということもあって、更科をベースにした季節の三種もりをお願いしました。

 

訪れた月が、10月ということで、「更科」と菊の花を更科に練り込み淡い黄色の「菊更科※」、いま一品が菊の葉を練り込み抹茶色をした「菊葉更科※」でした。
(※呼び名は分かりやすく表現するために筆者がつけたものです)

かすかな香りを放つ更科の変わり蕎麦は、つゆをつけすぎると香りが飛んでしまいますのでほんの少しつけてすすりこみます。

東京都港区芝大門1-15-6(地図)
電話:03―3436―3647
営業:11:00~21:00
休日:日曜

 

東京都港区蕎麦店「芝大門 更科布屋」店近くの増上寺の大門
近くの芝増上寺の大門
東京都港区蕎麦店「芝大門 更科布屋」
2階席もあるお店
東京都港区蕎麦店「芝大門 更科布屋」三種そば
更科の老舗の三種そば

 

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