更科系のそば処「芝大門 更科布屋」(港区)
芝増上寺の大門からほど近い更科系の蕎麦処「芝大門 更科布屋」は、60代前半の
7代目主人が継いでおり、浜松町のビジネス街にある席数80ほどの繁盛店です。
長く受け継がれてきたといわれる鰹節をベースにしたつゆの風味は、濃厚でうまさを引き立たせます。
そば粉を挽くときも摩擦熱によって香りが飛ばないよう、石臼の回転速度には気を使っているとのこと。蕎麦は、ニ八、十割、更科があり、月毎にかわる三種そばなど、メニューも豊富。
今回は、更科の老舗ということもあって、更科をベースにした季節の三種もりをお願いしました。
訪れた月が、10月ということで、「更科」と菊の花を更科に練り込み淡い黄色の「菊更科※」、いま一品が菊の葉を練り込み抹茶色をした「菊葉更科※」でした。
(※呼び名は分かりやすく表現するために筆者がつけたものです)
かすかな香りを放つ更科の変わり蕎麦は、つゆをつけすぎると香りが飛んでしまいますのでほんの少しつけてすすりこみます。
東京都港区芝大門1-15-6(地図)
電話:03―3436―3647
営業:11:00~21:00
休日:日曜
近くの芝増上寺の大門 | |
2階席もあるお店 | |
更科の老舗の三種そば |
2019年11月26日