名園に映える紅葉「大原三千院」
三千院門跡とも称し、天台宗の山門跡寺院の一つに数えられている「大原三千院」は、京都市街の北東地の大原にある寺院です。
大原三千院の見どころはいくつかありますが、本堂の往生極楽院(おうじょうごくらくいん)に金色に輝く阿弥陀三尊像と、苔が美しい聚碧園(じゅうへきえん)、有清園(ゆうせいえん)が知られています。
作家の井上靖が「東洋の宝石箱」と称賛したこの2つの庭園は、見事な景観でした。
見学には受付を済ませ、靴を脱いで客殿から回廊を歩き有清院を通り、往生極楽院で靴をはいて、庭園や金色不動堂等を散策することになります。
往生極楽院前の苔むした深い緑の庭園も見事ですが、庭園内にある小さな「わらべ地蔵さん」6体の可愛らしい表情に心が癒されます。
洛北ということもあり、紅葉の時期が過ぎていたのが残念でしたが、苔むした深い緑の景観は印象に残るものでした。
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御殿門 | |
聚碧園(しゅうへきえん)の庭園 | |
わらべ地蔵 | |
わらべ地蔵(参拝チケットと同じショット) | |
往生極楽院 | |
院内から聚碧園の庭園を望む |
2016年2月10日