紅葉映える「錦秋の京都」
写真旅 心に残る写真旅個別記事 紅葉映える「錦秋の京都」
鎌倉時代に法然上人がはじめて草案を営まれた地である「金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」は、京都市左京区にある浄土宗の寺院で、通称名を「くろ谷さん」と呼ばれ親しまれています。
テレビの2時間サスペンスドラマや新選組撮影のロケ地として出てくる金戒光明寺の山門は、応仁の乱によって焼失したものを、江戸幕府の命により1860年に落慶されたものです。
紫雲の庭は、法禅上人の生涯と浄土宗の広がりを表現しており、紫雲の庭に面した場所にある「ご縁の庭」からの紅葉の景観もいいですね。
金戒光明寺は幕末に会津藩主松平容保が京都守護職に就任した際に、本陣となって藩兵1000人が常駐したところとしても知られており、歴史好きの身には心惹かれるものがありました。
この山門と紅葉の景観も見事ですが、桜に埋もれる山門も見事だそうです。訪れた日は夕方になり、夕日に輝く山門が印象的でした。
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御影堂 |
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境内の紅葉 |
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方丈北庭の池に映える紅葉 |
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ご縁の庭 |
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紫雲の庭 |
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夕日に染まる山門 |
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紅葉に映える山門の全景 |
2016年3月9日
写真旅 心に残る写真旅個別記事 紅葉映える「錦秋の京都」
臨済宗南禅寺派大本山の「南禅寺」は、京都五山および鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院です。
日本の全ての禅寺の中で最も高い格式をもつ寺院で、「三門」からの景観、国宝の「方丈」と方丈庭園が観光ポイントですが、境内にある「水路閣(すいろかく)」のエキゾチックなレンガ造りの疎水橋もぜひ見ておきたい観光スポットです。
三門は高さ22メートルで別名「天下龍門」と呼ばれ、日本三大山門の一つに数えられていますが、現在の門は、1628年に大坂夏の陣に倒れた戦没者を弔うために藤堂高虎が再建したものです。
国宝の大方丈と小方丈、方丈庭園は、入場者の長い列が続き時間の関係であきらめましたが、ぜひ見ておきたいポイントです。狩野深霊が襖に描いた「水飲み虎」が有名です。
水路閣は明治21年に建設され、美しいアーチを描く全長93メートルの橋で、琵琶湖疎水を流す水道橋で、現在でも水を運ぶ疎水として利用されており、京都の代表的な風景の一つに数えられています。
三門脇で三門を見上げている時、観光客の列が一瞬途切れたと同時に、振り袖姿の女性が三門に駆け込む瞬間を、運よく撮影することが出来ました。三門に日が射して輝いている時で、3つの条件が揃った写真が撮れました。
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紅葉の三門 |
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日本三大山門の一つ南禅寺三門 |
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境内の紅葉風景 |
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本坊脇の紅葉風景 |
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紅葉に彩られた水路閣 |
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夕日に赤く染まる三門と振り袖姿の女性 |
2016年3月7日
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京都の文化財の一部として世界遺産に登録されている「東山慈照寺」は、別名「銀閣寺」として広く知られている臨済宗相国寺派の寺院で、室町幕府8代将軍足利義正が金閣寺を模して造営した楼閣建築です。
銀閣寺の名の由来は、江戸時代に金閣寺に対し、銀閣寺と称するようになったもののようです。
よく写真やマスコミで紹介されるのは、銀閣寺の中の国宝「観音殿(銀閣)」で、銀境池を前景の観音殿ですが、国宝の「東求堂」から「銀沙灘(ぎんしゃだん)」や2つの砂盛をした「向月台」からの観音殿の景観もいいですね。
また、少し登ることになりますが、展望所からの銀閣寺を前景にした京都市街の景観もお勧めです。
銀閣寺から「もみじの永観堂」までは、日本の道100選にも選ばれた遊歩道「哲学の道」があります。琵琶湖疎水に沿った歩道ですが、桜や紅葉の時期の散策はお勧めです。
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銀沙灘から向月台と銀閣を望む |
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銀閣の側面から |
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錦鏡池から銀閣を望む |
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紅葉と銀閣寺 |
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夕暮れの錦鏡池に映る銀閣寺 |
2016年2月25日
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嵯峨野にある「落柿舎(らくししゃ)」は、江戸初期の俳人・向井去来が晩年を過ごした風雅な草庵で、師の松尾芭蕉もここで「嵯峨日記」を記しています。
草庵の周囲に40本の柿の木があったそうで、柿を売る契約をしたのちに、柿が台風ですべて落ちてしまったために、こう呼ばれているようです。
現在の庵は、江戸時代中期から後期に活躍した俳人・井上重厚の再建で、現在は公益法人が保存・運営しています。
草庵と柿の木と紅葉の風情がよくマッチし、落ち着いた景観が素敵でした。
入り口で俳句を記す用紙をもらえ、読んだ後に投函する箱も用意されています。自信のある方は一句読まれるのもよいでしょう。
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落柿舎入口門 |
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蓑傘が吊るされた「本庵」の正面 |
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句会席が行われる「次庵」 |
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本庵前の紅葉 |
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実った柿の木と次庵 |
2016年2月23日
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