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明治32年創業「築地さらしなの里」(中央区)

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「築地 さらしなの里」は、「麻布永坂更科」で修業を積んだ先々代が暖簾分けを許されて明治32年に創業したのが始まりで、昭和45年に現在の築地に移転。

日比谷線築地駅近くにあり、築地市場帰りの人やサラリーマンが立ち寄る、2階席を含めて席数55席のお店。

 

福島産ソバ粉以外に、季節ごとに産地を吟味したソバ粉を用いたニ八の「もりそば」が基本ですが、季節ごとに変わる「三色そば」も楽しめます。

歩いて5分ほどに築地市場(旧市場)があるため、旬な素材を使ったサイドメニューも豊富。

 

「鴨南蛮そば」は、どこのお店にもありますが、ここでは「軍鶏南蛮そば」も味わうことができ、さらに腰を落ち着けて「軍鶏鍋」で一杯もいいかもしれません。

東京都中央区築地3-3-9
☎:03-3541-7343
営業:11:30~21:45
土曜11:00~15:00
定休:日・祝日

 

東京中央区蕎麦店「築地 さらしなの里」
お店の入り口
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軍鶏鍋等のメニュ一覧
東京中央区蕎麦店「築地 さらしなの里」天セイロ
天セイロ

 

二種盛りにこだわるそば処「眠庵」(千代田区)

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JR神田駅から徒歩5分ほどの個性的な蕎麦店「夢庵(ねむりあん)」は、お店の看板が出ていませんので通行人が気づくことはないようです。

本の紹介やお店のうわさを聞いて訪れる人がほとんどの隠れた名店ですが、席数14のこじんまりとしたお店で、予約しての訪問が無難でしょう。

そばのメニューは、もりと二種もりだけで、種物(揚げ物)もなくシンプルなメニュー。

そばは北海道、茨木、栃木、福井、鹿児島産など多くの産地のそばを扱い、都会風の細めの十割そばは、こしが程よくありだしのきいた中辛のつゆでいただく。

 

お店にはお酒によく合う酒の肴も充実しており、扱うお酒の種類も豊富です。

「眠庵」ご主人は伊豆稲取のおそば屋さんに2カ月ほど逗留したことがあるということで、伊豆で開業しているそば屋さんの話も聞けて楽しい時間をすごす。

☎03-3251-5300
千代田区神田須田町1-16-4   火、水、土曜のみ営業

 

 

東京神田蕎麦店 眠庵
通りから奥まった店先
東京神田蕎麦店 眠庵
十割のもりそば

 

四種類のそば提供「手打そば吉法師」(目黒区)

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東京都目黒区の蕎麦店「手打そば 吉法師」は、「せいろ」「田舎」「しらゆき」「変わり」の四種類が楽しめます。また「手打うどん」と「せいろ」の二色もりのメニューもあり迷います。

日本料理で修業を積んだという店主ならではのサイドメニューは品数も多く、酒と肴で楽しんだ後は、蕎麦で〆るにはもってこい。

今回はランチ時の訪問でしたので、「天せいろ」でがまん、生シシャモの天ぷらは美味しかった。

目黒区碑文谷4-2-3
☎03-3794-5253
営業:12:00~15:00、
17:00~21:30
休日:月曜

 

東京目黒区蕎麦店「手打そば 吉法師」
落ち着いた風情のある入り口
東京目黒区蕎麦店「手打そば 吉法師」店内
和風イメージの店内
東京目黒区蕎麦店「手打そば 吉法師」天せいろ
天せいろ

 

明治2年開業の「神田錦町更科」(千代田区)

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明治2年に「麻布永坂 更科」の分店として開業した「神田錦町 更科」の更科蕎麦は、かつて天皇家に献上されたものと同じものだそうです。

場所柄、サラリーマンの昼食にと量は多めで、甘辛のつゆにたっぷりとつける。

 

「神田錦町 更科」には何回か訪れたことがあり、最初に訪れた時に食べた「穴子の天もり」のおいしさが忘れられず、今回も同じものを注文。

機械打ちで細目のそばですが、適度のコシとのどごしのよさで、食べ終わるには時間はかかりません。穴子のほっこりとした天ぷらも、甘辛のつゆによく合います。

千代田区神田神保町3-14
☎03-3294-3669
営業:11:00~15:00、
17:00~20:00
休日:土、日、祝日

 

東京千代田区蕎麦店「神田錦町 更科」
お蕎麦屋さんといったお店の入口
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入口にあるお品書き
東京千代田区蕎麦店「神田錦町 更科」穴子天もり
穴子天もり

 

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