柿の木が実る草庵「落柿舎」

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嵯峨野にある「落柿舎(らくししゃ)」は、江戸初期の俳人・向井去来が晩年を過ごした風雅な草庵で、師の松尾芭蕉もここで「嵯峨日記」を記しています。

草庵の周囲に40本の柿の木があったそうで、柿を売る契約をしたのちに、柿が台風ですべて落ちてしまったために、こう呼ばれているようです。

 

現在の庵は、江戸時代中期から後期に活躍した俳人・井上重厚の再建で、現在は公益法人が保存・運営しています。

草庵と柿の木と紅葉の風情がよくマッチし、落ち着いた景観が素敵でした。

 

入り口で俳句を記す用紙をもらえ、読んだ後に投函する箱も用意されています。自信のある方は一句読まれるのもよいでしょう。
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京都「落柿舎」入口門
落柿舎入口門
京都「落柿舎」蓑傘が吊るされた「本庵」
蓑傘が吊るされた「本庵」の正面
京都「落柿舎」句会席が行われる「次庵」
句会席が行われる「次庵」
京都「落柿舎」本庵前の紅葉
本庵前の紅葉
京都「落柿舎」実った柿の木と次庵
実った柿の木と次庵

 

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