台湾の美といわれる「日月潭」(南投市)
南投市に位置する「日月潭」は、台湾の美は南投にありといわれるなかでも代表的な観光地で、台湾の3大観光スポットのひとつです。
湖の大きさは8.2K㎡ですが台湾で一番大きな湖で、日本の琵琶湖(670平方K㎡)と比べると小さな湖ですが、標高750メートルにあるため朝夕の気象条件が醸し出す幻想的な景観が素晴らしく、台湾人にも人気があります。
日本統治時代に軽工業発展のために日月潭の水力を活用するアジア最大の発電所設備の建設が進められ、現在の湖の大きさになったようです。
昔からサルノコシカケ(れいし)がよく採れ、健康食品として重宝されているほか、100年の歴史がある紅茶の産地としても有名。
標高が高く比較的涼しいために避暑地として知られおり、日本統治時代には日本人が建てた旅館に蒋介石夫婦が度々訪れていたとのこと。
湖畔には、日本人建築家の團紀彦氏が建築デザインを手掛け、台湾建築賞を受賞した「向山ビジターセンター Xiangshan Visitor Center」があり、日月潭を借景に日月潭特産の紅茶やコーヒーなどを楽しむことができます。
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湖畔展望台より | |
霞む対岸の日月潭 | |
湖畔の釣り人 | |
花に彩られた湖畔 | |
湖畔展望台からの眺め |
2019年10月27日