中伊豆

伊豆の名刹「修禅寺」(伊豆市)

伊豆の情景 中伊豆

弘法大使空海が創設した伊豆の名刹「修禅寺」は、北条氏、源氏の興亡を見守った伊豆を代表する名刹で、伊豆八十八ヶ所霊場巡りの結願の札所です。

「修禅寺」は修善寺温泉街の中心にあるためか、修善寺観光の定番スポットになっています。

 

温泉に恵まれた修善寺には四季を通じ多くの観光客が訪れますが、中でも紅葉の時期にピークを迎えます。

「修禅寺」境内にも10本程のモミジがあり、特に山門・鐘楼堂・水屋のあたりのモミジが見事で、全国有数の美しさといわれる鐘楼堂にかかるモミジの景観と、鐘楼堂脇の竹林との景観がお勧めです。

 

水屋は全国でも珍しい源泉かけ流しの温泉水が、手水場の龍の口から流れ出ており、60度ほどの温泉水(御手水)で手と口を清めます。

この温泉水は飲むこともできますが、飲用する場合は飲用にあたっての注意書きを一読して効用等を確認するとよいでしょう。

(地図を見る)

 

修善寺「修禅寺」山門の紅葉
山門の紅葉
修善寺「修禅寺」本堂前の桜光景
桜開花時期の修禅寺本堂
修善寺「修禅寺」温泉の手水場
水屋の温泉の手水場
修善寺「修禅寺」寺院脇の紅葉光景
寺院脇の紅葉
修善寺「修禅寺」紅葉の鐘楼堂
紅葉に取り囲まれた鐘楼堂
修善寺「修禅寺」鐘楼堂脇の紅葉と竹林風景
鐘楼堂脇の紅葉と竹林

 

富士とツツジの「葛城山」(伊豆の国市)

伊豆の情景 中伊豆

伊豆の国市の「葛城山(かつらぎさん)」は、大仁近くにある標高452メートルの山で、山頂まではロープウエーを利用します。

葛城山の頂上は、「かつらぎ山パノラマパーク」という名称の公園になっており、正面に雄大な富士山を、左に駿河湾を見下ろすことができ、散策コースとしてもお勧めしたいスポットです。

 

ツツジは山頂の一角に部分的に植樹されたもので、斜面全体がツツジというわけではありませんが、目の前の富士山を背景としたツツジの風景を撮れるということで、写真愛好家の間では知られた場所の一つです。

この日も、富士山のふもとの忍野八海に住み、長年富士山の写真を撮りながら、写真愛好家のために富士山の撮影スポットの案内や紹介をしている方にお会いしました。

 

この日の富士山は、雲が富士山を隠す時間が長く、長時間待っても写真が撮れるかわからない状況で、忍野八海の奥さんと携帯で忍野八海の雲の状態などを聞いていましたね。

富士山を撮るポイントは、何時間でも辛抱強く待ち、チャンスをつかむことだそうです。

地図を見る

 

伊豆の国市「葛城山」ツツジ群から駿河湾と富士を望む
正面に富士山 左が駿河湾
伊豆の国市「葛城山」山頂から富士を望む
頂上付近から
伊豆の国市「葛城山」山頂付近から富士を望む
頂上付近からの遠景
伊豆の国市「葛城山」パノラマパーク頂上からのツツジと富士
パノラマパーク頂上付近

 

マメサクラの花園「達磨山」(伊東市)

伊豆の情景 中伊豆

伊豆市の「達磨山」周辺に咲く「マメサクラ」は、別名「フジサクラ」とも呼び、桜の野生種の一種で富士山周辺やその山麓にも自生しています。

伊豆では修善寺近くの達磨山一帯にマメサクラの群生地があり、ソメイヨシノとは異なるさくら風景が楽しめます。

 

花の開花時期は、3月下旬から5月上旬ですが、標高により開花時期が異なります。

花は1㎝~2㎝と小ぶりで密集して咲き、花が小さいため、近くで眺めると可憐に見えます。写真のように遠方から眺めると白く幻想的に見えます。

 

達磨山周辺のマメサクラの群生地は、春の若葉にあふれる斜面に広がり、マメサクラの白い絨毯が映えた幻想的な風景を醸し出してくれます。

達磨山のマメサクラ群生エリアは、修善寺から伊豆西海岸の戸田を結ぶ県道18号線の中間点近くにあります。

小さな駐車場が幾つかありますので、車での立ち寄りが便利です。

 

地図を見る

 

伊豆市「達磨山」マメサクラ
マメサクラ
伊豆市「達磨山」マメサクラの大樹
10メートルほどに成長するマメサクラ
伊豆市「達磨山」花の小さなマメサクラ
幹に回りつくように咲くマメサクラの大木
伊豆市「達磨山」マメサクラと若葉の絨毯
マメサクラと若葉の絨毯
伊豆市「達磨山」稜線に広がるマメサクラの群生
達磨山斜面のマメサクラの群生
伊豆市「達磨山」マメサクラと富士山
マメサクラと遠景の富士
伊豆市「達磨山」急斜面に群生するマメサクラ
急斜面に群生するマメサクラ
伊豆市「達磨山」幻想的なマメサクラ群生風景
幻想的な群生風景

 

枝垂れ桜が映える「三嶋大社」(三島市)

伊豆の情景 中伊豆

春の三島市の「三嶋大社」は、枝垂れ桜の名所としても知られています。桜の本数は少ないですが、神池の周りを取り囲むように咲く巨木の枝垂れ桜の枝振りが見事です。

桜の時期に数回訪問しましたが、1回目は三嶋大社の巫女と桜の光景が、2回目は桜の中の花嫁姿の光景に出会うことができました。

 

三嶋大社の本殿前には三島桜の並木もありますが、どうしても枝垂れ桜の景観に目が移ります。枝垂れ桜の開花時期は、ソメイヨシノより開花時期が早くなります。

毎年開花時期が異なりますので開花時期は「三嶋大社」のサイトで確認しましょう。

 

三島は古くから「ウナギのかば焼き」でも知られており、富士の伏流水を使ってしばらく泳がしたウナギは、味が違うのかもしれません。

三嶋大社近くにはウナギ料理の名店がありますので、立ち寄ってみるのもよいでしょう。

 

三島市「三嶋大社」枝垂れ桜と総門
三嶋大社の総門
三島市「三嶋大社」三島桜並木
三島桜の並木
三島市「三嶋大社」神池の枝垂れ桜
神池の枝垂れ桜
三島市「三嶋大社」神池に映える桜
神池の桜風景
三島市「三嶋大社」枝垂れ桜並木と花嫁
枝垂れ桜通りの花嫁
三島市「三嶋大社」神池の枝垂れ桜と花嫁
神池の花嫁
三島市「三嶋大社」夕暮れに映える枝垂れ桜
夕暮れに映える枝垂れ桜
三島市「三嶋大社」夕暮れ時の枝垂れ桜に昇る月
明りに浮かび上がる桜と月
三島市「三嶋大社」巫女と枝垂れ桜
巫女と枝垂れ桜

 

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