伊豆の情景
伊豆の情景 南伊豆
下田市「爪木崎」の水仙の花風景は、「伊豆の花風景19選」でご紹介していますが、今回は日の出に映える水仙の風景をご紹介します。
この水仙が群落している海に突き出た須崎半島の「爪木崎灯台」脇に朝日が昇る時期は、冬至の前後2週間ほどの短い期間になります。
この短い期間に水仙の見頃を迎えることが日の出と水仙の写真撮影のポイント。
300万本といわれる爪木崎の野水仙(ノズイセン)は、海岸近くの広い範囲に分布しており、この中で、日の出と灯台と水仙がバランスよく表現できるポイントは限られています。
他に人の影は見当たらない中、日の出前の寒い中で三脚を構えて撮ったものです。
(地図を見る)
2021年1月17日
伊豆の情景 東伊豆
一碧湖は伊東の中心街から車で20分ほどの周囲4kmのひょうたん型をした湖です。
伊豆半島唯一といってよい湖で「伊豆の瞳」というロマンチックな名称でもよばれているようです。
一碧湖の散策は、春の桜のシーズンと秋の紅葉シーズンがベストですが
、特に秋の紅葉シーズンがお勧めです。
湖畔には高低差の少ない遊歩道が整備されており、1時間ほどをかけて湖畔の異なる景観を楽しむことができます。
湖畔にはよく当地を訪れた俳人与謝野晶子夫妻が詠んだ歌碑や、宿泊施設・飲食店等があり一休みするには便利です。
またボート遊びの他、釣りも盛んで数多くのボートをみかけます。
(交通)バス利用の場合:伊東駅から「シャボテン公園」行きに乗車し、「一碧湖」下車徒歩すぐ(所要時間約30分)
(駐車場)沼地の入り口に6台ほど駐車できる無料駐車場と、ボート乗り場の有料駐車場があります。
2020年12月25日
伊豆の情景 中伊豆
「指月殿(しげつでん)」は鎌倉時代初期の建築物で、伊豆最古の建築物としても知られています。
源頼朝の正妻にして尼将軍として知られる北条政子が、暗殺された息子源頼家(鎌倉二代将軍)の冥福を祈り菩提所として建立したものです。
桂川を挟んで修禅寺の反対側の鹿山の麓に建立されており、堂の中央に禅宗式という珍しい形の木造釈迦如来坐像があります。
指月殿に向かって左手には源頼家の墓があります。
歴史や建築に興味ある人を除き、これといった見るべきものがないように思われますが、長い歴史が感ぜられる境内の雰囲気に浸るのもよいでしょう。
竹林の道から徒歩5分もかからない場所にあり、道脇のお店や観光施設を眺めながらの散歩となります。
(地図を見る)
2020年7月25日
伊豆の情景 南伊豆
「蓮台寺温泉」を代表するものとして、多くの温泉好きに知られている「金谷旅館」の
「千人風呂」があげられます。
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金谷旅館の入口 |
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時代を感ずるフロント |
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千人風呂の入口 |
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千人風呂(撮影禁止でパンフレットをコピー) |
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立ち寄り湯も可能で、今も根強い人気があり訪れる人が絶えません。
金谷旅館の「千人風呂」は大正4年に建てられていますが、平成14の改装工事により、日本最大の檜風呂として知られるようになりました。
千人の入浴は無理ですが、優に100人を超える入浴はできるほどの広さです。
千人風呂は、中央の丸太を挟んで深さが異なる構造で、深い方は1メートルの深さがあり、思わず泳ぎたくなるほどの広さです。
14年の改装工事で千人風呂の外に婦人用大浴場が出来、混浴だった千人風呂を敬遠する女性に喜ばれているようです。
もちろん、千人風呂は今でも混浴できますが、女性はバスタオルの着用が必要です。
今回訪れた時に、30代前半のカップルが千人風呂に入ってきましたが、女性はタオルを巻かずに、前だけをタオルで隠す形でしたので、お尻が丸見えでした。
外人さんが1人入っていましたが、驚いた顔をしていましたね。
温泉は24時間の自家源泉掛け流しの弱アルカリの単純泉です。
高い天井と広い空間を要した昔風の檜風呂の浴場と、長湯が楽しめる湯の温度が絶妙で、思わず長時間の時を過ごすことになりました。
金谷旅館は宿泊も可能ですので、心行くまで温泉を楽しむことができます。
(地図を見る)
2020年5月17日
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