山門の紅葉が映える「金戒光明寺」
鎌倉時代に法然上人がはじめて草案を営まれた地である「金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」は、京都市左京区にある浄土宗の寺院で、通称名を「くろ谷さん」と呼ばれ親しまれています。
テレビの2時間サスペンスドラマや新選組撮影のロケ地として出てくる金戒光明寺の山門は、応仁の乱によって焼失したものを、江戸幕府の命により1860年に落慶されたものです。
紫雲の庭は、法禅上人の生涯と浄土宗の広がりを表現しており、紫雲の庭に面した場所にある「ご縁の庭」からの紅葉の景観もいいですね。
金戒光明寺は幕末に会津藩主松平容保が京都守護職に就任した際に、本陣となって藩兵1000人が常駐したところとしても知られており、歴史好きの身には心惹かれるものがありました。
この山門と紅葉の景観も見事ですが、桜に埋もれる山門も見事だそうです。訪れた日は夕方になり、夕日に輝く山門が印象的でした。
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御影堂 | |
境内の紅葉 | |
方丈北庭の池に映える紅葉 | |
ご縁の庭 | |
紫雲の庭 | |
夕日に染まる山門 | |
紅葉に映える山門の全景 |
2016年3月9日