もみじの「永観堂」で知られる紅葉名所
京都市左京区にあり東山を背景とした浄土宗西山禅林寺派総本山の「永観堂」は、「禅林寺」の通称でも知られ、また紅葉の名所としても広く知られており、秋は「もみじの永観堂」として親しまれています。
境内には地形の高低差を生かして多くの建物が建ち、それらが渡り廊下でつながれ、建物内の見学には脱いだ靴を片手に見学することになります。
龍の体の中を歩いているような感覚になる「臥龍廊(がりゅうろう)」など、変化に富んだ回廊を歩きながら紅葉の景観が楽しめます。
境内の一番高い位置にある二重の塔の「多宝塔」を、紅葉を前景にして仰ぐことができ、その美しい景観は永観堂パンフットの表紙を飾っています。
本尊(みかえり阿弥陀)を安置する「阿弥陀堂」や、室町時代の建立とされる本格的な書院造りの「釈迦堂」からの紅葉の景観も見事です。
また、境内にある「放生池」周辺からの紅葉も見事で、さすがに「もみじの永観堂」と言われているように、写真撮影のポイントが多い永観堂です。
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総門を彩るもみじ | |
釈迦堂の紅葉 | |
庭園を彩る紅葉 | |
回廊から臥龍廊を望む | |
御影堂 | |
阿弥陀堂 | |
境内の紅葉 | |
和の道付近の紅葉 | |
放生池に映える紅葉 | |
パンフレットの表紙を飾る多宝塔 |
2016年2月12日