竹林と紅葉の「祇王寺」
「祇王寺(ぎおうじ)」は竹林と楓に囲まれた草庵で、山号を「高松山」と称す奥嵯峨にある真言宗の尼寺。
名の由来は平清盛の寵愛を受け、のちに仏御前に愛を奪われて捨てられた白拍子の祇王が、母や妹ととともに庵を結んだことによるそうです。
98歳で亡くなられた庵主の智照尼は、瀬戸内寂聴の小説「女徳」のモデルになった人で知られています。
苔の庭でも知られる祇王寺は、竹林と楓が彩り、四季を通して心を癒してくれるでしょう。
写真に苔の上に落葉した紅葉が乗っている写真を掲載しましたが、どなたかが写真を撮るために形よくのせたものでしょう。
※写真をクリックすると拡大した写真がご覧になれます。
祇王寺門の紅葉 | |
年月を重ねた草庵の門 | |
ひっそりとしたたたずまいの草庵 | |
苔と落葉 | |
苔庭から草庵を望む |
2016年2月16日