天神さんの愛称「北野天満宮」
北野天満宮は、通称「天神さん」・「北野さん」と呼ばれる京都市上京区にある神社です。
福岡県の太宰府天満宮とともに天神信仰の中心で、菅原道真公を祭神としてお祭りする全国1万2000社の天満宮、天神社の総本社です。このため、学問の神様として多くの受験生らの信仰を集めています。
北野天満宮は、梅50種約1,500本が約2万坪の境内に咲き競うことで知られる観梅の名所で、ここで収穫した梅の実を加工した「大福梅」を、お正月にお茶に入れて飲み、無病息災と長寿幸福を願う風習があったそうで、今でもお土産として並んでいます。
紅葉よりも観梅が有名らしく、神社の関係者に、梅の時期にも是非訪れることを何回か勧められる。
しかし、紅葉も素晴らしく、2015年の秋のJRキャンペーンポスター「そうだ京都、行こう」に北野天満宮の紅葉風景が採用されているほどで、境内脇の「もみじ苑」は、約250本の紅葉が紙屋川(水はほとんど流れていない)に沿って色づく様は見事です。
紙屋川に架かる朱塗りの太鼓橋(鶯橋)や、本殿を見下ろす牛舎・絵馬掛所から見下ろす紅葉の景観等、紅葉観賞スポットは多いですね。
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本堂 | |
伝説や逸話が数多く残されている牛の像(臥牛) | |
牛舎・絵馬掛所から本堂を望む(JRポスター撮影場所) | |
紙屋川に架かる太鼓橋 | |
紙屋川の紅葉と落葉 | |
モミジの大木 |
2016年1月16日