ぶらり旅・東北の夏「平泉・中尊寺」
世界遺産の「平泉・中尊寺」は天台宗の寺院で、奥州藤原氏三代ゆかりの寺としても有名です。
金色堂への入口 | |
白山神社・能舞台 | |
鐘楼 | |
中尊寺・本堂 | |
弁慶堂 | |
中尊寺はす | |
金色堂の旧覆堂 | |
金色堂(覆堂) |
平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた金色堂を始め多くの文化財を有します。
見どころは、建物一面に金箔を重ねた豪華絢爛な金色堂(写真撮影は禁止です)ですね。
夜光貝の螺鈿細工や漆の蒔絵、透かし彫りなど、平安仏教美術の工芸技術の粋が集結されています。
金色堂内部の中央の壇には、初代清衡公、向かって左の壇に二代基衡公、右の壇に三台秀衡公のご遺体と、四代泰衡公の首級が収められています。
金色堂には、宮沢賢治の詩碑があり、理想郷を夢見た賢治と清衡に想いを馳せることができるでしょう。
金色堂の他にも、中尊寺経蔵や能舞台などの国宝と重要文化財等が三千点以上あるということです。
中尊寺の一画に七月から八月中旬に咲く「中尊寺ハス」が咲いていましたが、訪れた時期がやや遅かったのか、数輪の花が開花しているだけでした。
世界遺産ということもあり、平日にもかかわらず多くの観光客で賑わっており、金色堂に向かう人の波が続いていました。
2015年9月25日