霧ヶ峰高原・車山の「ニッコウキスゲ」
日本百名山に数えられる長野県「車山」(標高1925メートル)を中心に広がる「霧ケ峰高原」は、真夏の下で鮮やかに咲き誇る「ニッコウキスゲ」の群生地としても知られています。
青空に映えるニッコウキスゲ群落 | |
夏の車山高原 | |
高原を覆うニッコウキスゲ群 | |
花で一休みの野鳥 | |
夏雲に映えるニッコウキスゲ群 |
霧ケ峰高原一帯は、5月~9月にかけて高原を彩る様々な花々が咲き誇り、訪れた人を楽しませてくれます。
今回訪れた7月後半の時期には「ニッコウキスゲ」の群落が車山を中心に咲き誇る時期で、夏空の下で映えるニッコウキスゲの景観は見事でした。
暑さでうだる下界からの訪問でしたが、ひんやりした涼風が体を癒し高原気分を満喫できました。
特に夏特有の雲が湧き、これぞ高原の夏風景と思わせる景観にめぐまれました。
車山の遊歩道脇には、ニッコウキスゲの群落を鹿等の食害から守るために、電気を流した柵が延々と続いています。
伊豆での写真撮影時にも鹿等の食害の深刻さを感じましたが、自然を守ることの大変さを痛感します。
車山を中心に花を楽しみながら散策するコースが幾つか設けられていますので、時間に余裕のある方にはお勧めです。
特に近くの国の天然記念物「八島ヶ原湿原」は訪れてみたいスポットですね。
今回は見ることが出来ませんでしたが、日本のグライダー発祥の地としても知られており、夏空に飛翔するグライダーを見ることができるかもしれません。
(写真をクリックすると拡大した写真がご覧になれます)
2018年7月13日