ぶらり旅・早春の山陽山陰「厳島神社」
平清盛の創建で知られる「厳島神社」の朱塗りの社殿が、満ち潮であたかも浮かんでいるように見える光景は見事ですが、今回は残念なことに引き潮時の訪問でその美しい光景は見られませんでした。
沖合から本殿を望む | |
海岸で鹿と憩う | |
大鳥居と鹿 | |
大鳥居を横切る鹿 | |
社殿東回廊から干潮時の丸池を望む | |
枡形から大鳥居を望む | |
桜の大願寺 | |
舞楽の「欄陵王」 |
その代わりに、浅瀬に浮かぶ大鳥居の前を鹿が横切る光景が見られたことが幸いでした。
厳島神社は、国宝の「本殿」「平舞台」「高舞台」、「能舞台」などの重要文化財を長さ約275mの回廊を歩いて巡ることになります。
平成8年12月にユネスコの文化遺産に登録されたためか、外国人の観光客であふれている感じでした。
人なれした鹿の出迎えが人気のようでした。それにしても鹿が多かったですね。
今回は、国宝(平安時代)「高舞台」で催された舞楽の「欄陵王(らんりょうおう)」の一人舞台を見学することができました。
今から1400年程前の中国の北斎という国を治めていた欄陵王を称えて、作られた舞曲だそうですが、龍笛や太鼓などの楽器で舞が始まります。
この舞は、古くよりお目出度い時に演奏されるとのことで、縁起がよかったですね。
時間に余裕のある方は厳島神社見学の後、宮島の弥山展望台に登り、眼下の厳島神社の景観を楽しむこともできます。
2018年5月8日