ぶらり旅・南東北の秋「大内宿」
福島県の観光スポットの中でも1位、2位を争うほどの人気観光スポットの「大内宿」には、以前に一度訪れたことがありますが、前回訪問時と比べると観光化が進み各家が何らかのお店を構えており、風情が損なわれている感じを受けました。
藁ぶきの家並みが続く | |
各戸が趣向を凝らしたお店を開く | |
裏山の紅葉 | |
見晴らし台からの大内宿 |
大内宿は会津藩が江戸時代に会津と江戸を結ぶ幹線道路の一つとして整備され、宿駅として本陣・脇本陣が置かれ栄えたもので、その一角が保存地区として残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
旧宿場を貫く道路には広い溝が設けられ用水路として利用されていたとのことですが、明治になり埋め立てられ道路わきに側溝が掘られています。
道路幅の広さには驚かされます。
大内宿の全体を眺めるのには、道路の一番奥の三仏堂脇の階段を登った見晴らし台からの眺望がお勧め。
ちょっとしんどいですが時間のある方は足をのばしてみましょう。
大内宿には「高遠そば」の名で知られている蕎麦があり、箸の代わりでネギを用いて蕎麦を食べる風習を体験できる蕎麦屋さんです。今回は混んでいてお店に入れませんでした。
大内宿の周辺の山は紅葉真っ盛りでしたが、雪の大内宿の風情も幻想的でしょうね。
2017年1月3日