紅葉の名所として名高い「東福寺」(京都)
京都の紅葉の名所として必ずと言ってよいほど紹介される「東福寺(とうふくじ)」は、京都東山区にある臨済宗東福寺派大本山の寺院で、京都五山の第四位の禅寺として中世、近世を通じて栄えてきた寺院です。
足利時代から続く東福寺が、残念なことに明治十四年に方丈、仏殿等が火災で焼失しましたが、今なお中世の禅宗建築を随所に残しています。
この中世から伝わる禅宗建築の東福寺ですが、京都を代表する紅葉の名所としても広く知られています。
紅葉の楓は三葉楓で、葉先が三つに分かれていて黄金色に色づくのが特徴、洛陽の奇観としても知られています。
パンフレット等で紹介される東光寺の紅葉風景で有名なのが、入口近くの臥雲橋から通天僑を望む紅葉風景です。
東福寺の紅葉は、立地条件から色づく時期が遅いこともあり、秋の京都における最後の紅葉名所として、秋の名残りを惜しむ人に愛されているようです。
※写真をクリックすると拡大した写真がご覧になれます。
重文の開山堂 | |
通天橋を望む | |
通天橋からの紅葉 | |
青紅葉の中を通天橋に向かう | |
紅葉の絨毯 | |
臥雲橋から通天橋を望む |
2016年1月10日