写真のお話「逆光利用の写真撮影」

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以前は太陽を背にして撮り、逆光撮影は避けたものでした。

デジタルカメラでは、光イメージセンサーの技術進歩でどんな光線状態でもシャッターを押しさえすればそれなりに写真が撮れる時代。

 

風景でも、ポートレートでも逆光に輝く草木や女性の髪の美しさを撮ることはそれほど難しくはありません。

先ずは逆光で映える被写体を見て美しいと感じることから始まります。

 

以下は逆光を利用した写真の例です。
（写真をクリックしてください、拡大した写真がご覧になれます）

 

IMG_2027_oose_br 夕日・朝日の撮影：
逆光のもっとも代表的な例が夕日・朝日の撮影です。
ファインダーの太陽の位置により太陽のゴーストがでるフレアー現象が現れますので注意が必要です。また明暗の設定はプラス気味に設定します。
IMG_9016_shirahama1_br 光る波間のウインドサーフィン：
この写真も逆光で光る波間を走破するウインドサーファーの情景を撮りたいと思い、海面から高い岩場から撮影したものです。黒いシェルエットのサーファーが浮き出た写真が撮れます。
IMG_9087_shirahama1_br 渚のサーファー：
これも上記の写真と同じ効果を狙ったものですが、白く反射した波打ち際に男女が影絵のように映った写真を狙って撮ったものです。顔が判明しないため肖像権等の心配も不要。
IMG_8969_shuzenji_br 逆光に映える紅葉：
この写真も逆光の花風景と同じで、太陽光が透過し色鮮やかに輝く紅葉と、黒く浮かんだ鐘楼とのコントラストを意識して撮ったものです。紅葉風景の広い全景を撮影する場合は難しいですが一部を切り取って表現する場合にはいいですね。
IMG_9821_shouwakouen_br 逆光での花風景：
逆光で花びらが透けて美しく輝いています。
望遠レンズを活用してもよし、またはクローズアップレンズを利用して拡大とボケを加えて撮るのもよし、いろいろ工夫して撮ると面白い写真が撮れます。

2015年4月14日

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