国民年金は誰が負担
国民年金の保険料の納付率は、改善されてきていますが6割台が続いています。
滞納理由は経済的な理由の外、年金制度の将来が不安で信用できない、納める保険料に比べて十分な年金が受け取れるかどうかなどがあげられています。
特に若い世代で、年金に対して不安を感じているようです。
Q,国民年金の誤解とは
国民年金は原則65歳から老齢基礎年金として受給することになりますが、この年金額の半分は税金から補填されて支給されます。
受給者本人が支払った国民年金保険料のみを基本とした年金額ではなく、半額は税金が
補填されていることをほとんどの方は知りません。
この補填される税金には消費税等が充てられていますので、保険料を払っている、払っていないに関わらずに、普段買い物をして支払う消費税を通して、保険料の一部を支払っていることになります。
このことを考えても、保険料を支払って将来年金として受け取らないと損をしますね。
Q,民間の保険商品に比べた場合は
半分が税金から補填されるほかに、国民年金には障害が生じた時に受給できる「障害基礎年金」や遺族の方が受給できる「遺族基礎年金」の制度もあります。
民間の年金保険と所得補償保険、死亡保険とが合わさった保険商品のようなもので、民間の保険会社では真似できません。
2018年10月17日