開国の面影残す「ペリーロード」(下田市)
伊豆下田が歴史に大きく登場するきっかけは、1854年にペリー提督が率いる艦隊が
下田港に現れたときに始まります。
この時、下田の人々の驚きは想像以上だったと思いますが、それ以上に驚いたのが下田の幕府関係者だったでしょう。
この艦隊の乗員が上陸(上陸記念碑があります)して、日米の下田条約が結ばれた「了仙寺」まで向かう平滑川を挟む石畳の小道が「ペリーロード」です。初めて見る艦隊の船員の異装を見て驚いたことでしょう。
現在は、このペリー艦隊来航を記念して毎年5月に米海軍も参加した「下田黒船祭り」が開催されています。
ペリーロード脇には、ロシア使節プチャーチンと日露和親条約が調印された「長楽寺」や、旅雑誌でよく紹介されるカフェ、ショップなどがあります。
また、上陸記念碑からペリーロードに至る道脇に明治4年に建築され、下田の特徴的な建築様式である、なまこ壁と伊豆石を用いた「澤村邸(下田まち遺産に登録)」もあります。
ペリー上陸記念碑 | |
ペリー上陸地点と米水兵 | |
道脇の1829年製30ポンド砲 | |
夕暮れのペリーロード | |
街灯に染まるアジサイ | |
夕暮れ時のペリーロード | |
ペリーロードの一部 | |
澤村邸(見学できます) | |
長楽寺 | |
アジサイ咲く季節のペリーロード |
2017年4月29日