南伊豆

夕日に染まるヤシ林「弓ヶ浜」(南伊豆町)

伊豆の情景 南伊豆

南伊豆町「弓ヶ浜」は、日本の渚100線にも選ばれている大きな弓形を描く白砂青松の長さ1キロほど続く海岸です。

遠浅で波も穏やかなため夏のシーズンには多くの海水浴客で賑わうビーチです。

 

弓ヶ浜の東側のタライ岬の私有地の中にヤシ林があり、冬季の間、ヤシ林に沈む夕日の光景を見ることができます。

10メートル以上に成長したヤシの木に沈む夕日の光景や、砂浜に上げられた双胴船も南国の情緒を一層盛り上げてくれます。

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檜の千人風呂「金谷旅館」(下田市)

伊豆の情景 南伊豆

「蓮台寺温泉」を代表するものとして、多くの温泉好きに知られている「金谷旅館」の
「千人風呂」があげられます。

金谷旅館の「千人風呂」は大正4年に建てられていますが、平成14の改装工事により、日本最大の檜風呂として知られるようになりました。

 

千人の入浴は無理ですが、優に100人を超える入浴はできるほどの広さです。中央の丸太を挟んで深さが異なる構造で、深い方は1メートルの深さがあり、思わず泳ぎたくなるほどの広さです。

14年の改装工事で千人風呂の外に婦人用大浴場が出来、混浴だった千人風呂を敬遠する女性に喜ばれているようです。もちろん、千人風呂は今でも混浴できますが、女性はバスタオルの着用が必要です。

 

今回訪れた時に、30代前半のカップルが千人風呂に入ってきましたが、女性はタオルを巻かずに、前だけをタオルで隠す形でしたので、お尻が丸見えでした。外人さんが1人入っていましたが、驚いた顔をしていましたね。

温泉は24時間の自家源泉掛け流しの弱アルカリの単純泉です。高い天井と広い空間を要した昔風の檜風呂の浴場と、長湯が楽しめる湯の温度が絶妙で、思わず長時間の時を過ごすことになりました。

 

金谷旅館は宿泊も可能ですので、心行くまで温泉を楽しむことができます。

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蓮台寺温泉「金谷旅館の千人風呂」旅館入口
金谷旅館の入口
蓮台寺温泉「金谷旅館の千人風呂」時代を感ずるフロント
時代を感ずるフロント
蓮台寺温泉「金谷旅館の千人風呂」千人風呂の入口
千人風呂の入口
蓮台寺温泉「金谷旅館の千人風呂」千人風呂の全景
千人風呂(撮影禁止でパンフレットをコピー)

 

朝景が映える「大瀬海岸」(南伊豆町)

伊豆の情景 南伊豆

南伊豆町「大瀬」は、石廊崎に続く変化に富んだ海岸線沿いにあり、小さな漁港やアロエの栽培をしているアロエセンターなどがあります。

この大瀬海岸の沖合に浮かぶ「蓑掛島」を中心とした朝日の情景は、写真の題材として知られる撮影ポイントになっています。

 

冬至前後1か月間位は、日の出前の暗い中、カメラを構えた人をみかけるようになります。天候や気温により、写真の出来栄えが大きく異なりますので、何回も訪れている人も多いようです。

撮影ポイントの近くに美味しい干物屋さんがあり、イカの口の部分を干物にしたものや、独特の味のするサバのみりん干しなど、ここでしか売っていないものもあり、土産としてお勧めです。

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大瀬海岸沖を航行する観光船黒船号
朝霧に浮かぶ釣り人
朝靄の中の漁師
朝焼けの光芒
蓑掛岩に昇る朝日
大瀬海岸の朝焼け
赤く染まった大瀬海岸
蓑掛岩に昇る朝日

 

キンメダイの水揚げ「下田市魚市場」(下田市)

伊豆の情景 南伊豆

「下田市魚市場」は道の駅「開国下田港」に隣接し、遊覧船の発着場近くにありますが
、関心がない方には気がつかないほどの建物です。

岸壁に横付けした漁船から、直接魚市場に陸揚げされて競りにかけられます。

 

下田は稲取と並んで金目鯛の水揚げが多いことで知られており、初夏からの漁期には金目鯛の競りで活況をほどこします。

早朝に訪れましたが、すでにセリは終り、搬出を待つ金目鯛が並んでいました。

 

写真撮影はお断りとのことでしたが、特別に許可をいただき写真を撮ることができました。金目鯛が入った魚箱が幾つも並んだ景観は見事でした。

金目鯛以外にも近場の漁場で撮れた魚も見られますので、魚好きにはうれしい観光スポットです。

隣接する道の駅「開国下田港」に、本格的な魚料理を提供するお店がないことが残念です。

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下田市「下田市魚市場」
下田市魚市場の正面
下田市「下田市魚市場」セリ終了の市場内
セリが終了した市場内
下田市「下田市魚市場」セリ落とされたカツオ
セリの終わったカツオ
下田市「下田市魚市場」出荷を待つ金目鯛
セリが終わった金目鯛
下田市「下田市魚市場」出荷前の金目鯛
搬出を待つ金目鯛

 

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