中伊豆

紅葉が映える「桂川の風景」(伊豆市)

伊豆の情景 中伊豆

修善寺の温泉街を横切る形で流れる「桂川」には5本の橋が架かっており、この橋を行き来しながら散策を楽しむことができます。

修善寺の主な観光スポットの修禅寺、竹林の小径、指月殿、新井旅館などは、桂川沿いに点在しています。

 

弘法大師が手にした独鈷で河原の岩を打ち、温泉を噴出させたとの伝えがある「独鈷の湯」は桂川にあり、足湯として開放されています。

今回は、紅葉に彩られた秋の桂川の風景を掲載しました。特に桂橋と楓橋周辺の紅葉は見事です。

(地図を表示)

 

楓橋から下流を望む
赤く彩られた桂橋
桂橋から上流を望む
桂川にかかる青葉と紅葉
空を覆う紅葉の大木
独鈷の湯
桂橋の紅葉(撮影の定番ポイント)

 

富士とマメザクラの「達磨山周辺」(伊豆市)

伊豆の情景 中伊豆

修善寺から車で15分ほどの「達磨山」周辺には、春になると「マメザクラ(別名フジサクラ)」の群生した風景が、また近くの「達磨山レストハウス」からは相模湾越しの優美な富士の姿を眺めることができます。

 

特にレストハウスからの富士の風景は、過去にアメリカで開かれた万博で写真展示され評判を呼んだといわれるほど、優美な富士の姿が鑑賞できます。赤富士、紅富士の見られる朝夕の富士も一見の価値ありです。

 

さらに、達磨山でお勧めの風景として、裾野一面を覆いつくすマメサクラの花風景があります。

4月中旬頃に満開を迎えるマメサクラの花は1㎝~2㎝と小ぶりで、他の桜と違い花を下に向けて咲きます。

観光雑誌等で紹介されないためか、訪れる人は僅かで、穴場のスポットです。ぜひ見てほしい花風景の一つです。

(地図を表示)

 

達磨山山頂付近からの富士(左の山群は南アルプス)
達磨山レストハウスからの早朝の富士
山の斜面一面を彩るマメサクラの花風景
マメサクラと新緑の風景
白とピンクの世界

 

鎌倉時代の面影残す「指月殿」(伊豆市)

伊豆の情景 中伊豆

「指月殿(しげつでん)」は鎌倉時代初期の建築物で、伊豆最古の建築物としても知られています。

源頼朝の正妻にして尼将軍として知られる北条政子が、暗殺された息子源頼家(鎌倉二代将軍)の冥福を祈り菩提所として建立したものです。

 

桂川を挟んで修禅寺の反対側の鹿山の麓に建立されており、堂の中央に禅宗式という珍しい形の木造釈迦如来坐像があります。

指月殿に向かって左手には源頼家の墓があります。

 

歴史や建築に興味ある人を除き、これといった見るべきものがないように思われますが、長い歴史が感ぜられる境内の雰囲気に浸るのもよいでしょう。

竹林の道から徒歩5分もかからない場所にあり、道脇のお店や観光施設を眺めながらの散歩となります。

(地図を見る)

 

修善寺「指月殿(しげつでん)」説明碑
説明碑
修善寺「指月殿(しげつでん)」指月殿側面
指月殿の側面
修善寺「指月殿(しげつでん)」紅葉映える指月殿
紅葉映える指月殿

 

紅葉が映える「竹林の小径」(伊豆市)

伊豆の情景 中伊豆

修善寺温泉街の中心部を流れる「桂川」に沿う「竹林の小径」は、修善寺観光でも外せない観光スポットです。

竹林の小径の中央にある大きな竹の円形ベンチにあおむけに寝、空を眺め、目を閉じて竹林を通る風を感じるのもいいですね。

 

季節的には紅葉と竹林のコラボが楽しめる秋がお勧めです。竹林の小径の出入口の鮮やかな紅葉と、桂川沿いの紅葉が竹林を通して眺めることができ、倍の景観が楽しめます。

時期限定ですが、ライトアップもされた幻想的な光景を眺めることもできます。

(地図を見る)

 

修善寺「竹林の小径」紅葉の小径
紅葉を背景の竹林の小径
修善寺「竹林の小径」椿が映える小径
紅一点の椿
修善寺「竹林の小径」小径のツルキキョウ
小径のツルキキョウ
修善寺「竹林の小径」紅葉とのコラボ光景
紅葉とのコラボ光景
修善寺「竹林の小径」鮮やかな紅葉の世界
鮮やかな紅葉の世界

 

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