南伊豆
伊豆の情景 南伊豆
下田からバスで15分ほどの「爪木崎」は水仙の群生地として、初春を彩る南伊豆の観光スポットとして知られています。
近年は、水仙の群生を彩る形で「アロエ」を植栽し、水仙とアロエの混生した景観が楽しめるようになっています。
アロエの満開時には、赤い花の絨毯に染まり、水仙がかすんで見えるほどです。植栽されているアロエは、「ギダチアロエ」といい、名の由来は木のように立つアロエからきているようです。
温暖な伊豆は生育に向いているようで民家の庭先でも良く見かけます。開花時期は、12月から1月になりますが、年により開花時期が大きく異なりますので、事前に確認していきましょう。
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爪木崎の海岸を望む |
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海岸寄りのアロエの群生 |
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アロエの花を訪れたメジロ |
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水仙の群生地に広がるアロエ |
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アロエの赤と群青の海 |
2016年1月28日
伊豆の情景 南伊豆
伊豆半島南端の石廊崎近くにある「あいあい岬(愛逢岬)」は、男性的な西海岸の海岸美を堪能できる観光スポットで、「ユウスゲ」の群生地として、また夕日鑑賞のポイントとしても良く知られており、写真愛好家も一度は訪れるところです。
あいあい岬の名称の言われは確認していませんが、ロマンチックな名称ですね。この為か、恋人岬と共に若者の訪問が多い観光スポットです。
あいあい岬から見下ろす男性的な西海岸が夕景に染まる夕景も見事ですが、このあいあい岬に咲く「ユウスゲ」を入れた夕景も心に残ります。
7月末から8月初旬に咲くユウスゲは、夕方に開花し翌日の昼頃には閉じることから名がついており、本州から九州にかけて広く分布し、6枚の黄色の花弁をつけたユリ科の植物です。
駐車場からは透明度抜群の海岸と知られている「ヒリゾ浜 ⇒関連記事はこちら」を見下ろすことができ、夏のシーズンは、その透明なブルーが一層輝く時です。
「夕日のカフェ」を併設していますので、素晴らしい夕日を眺めながら一服するのもいいでしょう。
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あいあい岬から西海岸を望む |
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七月下旬ごろから夕方に咲くユウスゲ |
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あいあい岬からの西海岸の夕景 |
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あいあい岬の夕日に染まるカップル |
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日没前のユウスゲ群 |
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光の海を横切る漁船 |
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夕日に染まるユウスゲ |
2015年8月29日
伊豆の情景 南伊豆
毎年8月14、15日に氏神である八幡神社の例祭として「下田太鼓祭り」が行われます。
下田八幡神社例大祭で、江戸時代二代下田奉行の今村伝四郎正長公の制定とされ、大坂夏の陣に大勝した徳川方の軍勢が、大阪城に入場した節の陣太鼓を模したものといわれています。
太鼓の練り歩きは、太鼓台の上にそれぞれ町会毎の人形が飾られた20台ほどの大太鼓が、笛や三味線、太鼓を打ち鳴らしながら一日中街中を練り歩きます。
祭の見どころは、榊、四神、矛などの飾りを付けた御道具といわれる小神輿を若衆4人で担ぎ、街中を威勢よく練り歩く中で、指定の場所で繰り広げる太鼓橋の圧巻でしょう。
太鼓橋は、9つの小神輿を綱でつなぎ、両端から若衆が総出で押し上げて、その勢いで弧を描いて橋を作るものです。見事な太鼓橋を描くのは余程難しいのか、成功率は高くないようです。
太鼓橋を描く前に見物客側に崩れて人々が慌てて逃げ散ることもあります。
下田太鼓祭りは地元下田の最大の祭りで、お盆と重なり、更に海水浴客等の観光客も加わり、下田近郊の旅館・ホテルは満室状態となります。
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練り歩き前の大太鼓で記念撮影 |
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小神輿の練り歩き |
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一息つく若衆 |
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お祭り装束の姉妹 |
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お年寄りと童が神輿を先導 |
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なまこ壁の前を行く祭り装束の童 |
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ペリーロード脇を練り歩く小神輿 |
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真夏の炎天下に小神輿を担ぐ若衆 |
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いい笑い顔です |
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玄関先で小神輿と押し問答 |
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小神輿を合体しこれから太鼓橋を作る |
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太鼓橋の完成 |
2015年8月17日
伊豆の情景 南伊豆
「下田黒船祭」は下田開港に尽くした先賢の偉業を称え、また国際親善に寄与するために昭和9年に第1回が開催され、現在も毎年5月に解されます。
現在では日米親善を特色とする行事として、例年、米国大使をはじめ米海軍や自衛隊が参加し、記念式典やパレード、親睦行事がおこなわれます。
黒船祭りの見どころは、なんといってもパレードです。米軍儀仗兵を先頭に米海軍の軍楽隊から米軍関係のパレード、海上自衛隊の軍楽隊の外、地元団体のパレード等、延々と続きます。
出店やお店が賑わい、米海軍関係者もお祭り気分のなかで飲食したりし、フレンドリーな輪が広がるようです。
2015年5月9日
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