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地元の人が波頭崖(はとうがたけ)とよぶ「阿波の土柱」は、100万年程前、吉野川の川底だったのが地震で隆起し、その後長い年月の風水で崩れて土柱の形状になったもので国の天然記念物になっています。
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土柱の一部 |
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土柱の草を刈る人々 |
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土柱の全体を見上げる |
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この赤土の土柱は雨にもろいということで、800年後は土柱も全部崩れて流れ去り、山がなくなるとの学者の説があるようです。
この崩壊を少しでも防ごうと、4年前から所々に茂っている草を刈る作業をしているとのことです。
訪れた日にも数人がかりで草を刈っている姿を遠くに見ることができました。
草が養分を摂るとき赤土を溶すため、少しでも赤土の減少を防ぐという地道な努力を続けているとのことです。
これだけの規模の大きい「阿波の土柱」は世界的にも珍しく、日本以外ではイタリヤチロル地方と、アメリカのフライスキャニオンにあり、世界3大土柱に数えられています。
実際には、人跡未踏などで発見されていない土柱が、世界には幾つかあるのではないかといわれています。
今回は時間の関係で、土柱を見下ろすことができる遊歩道頂上までは行けませんでしたが、見下ろした土柱の景観も素晴らしいようで、お勧めしたいですね。
(地図を見る)
2020年10月27日
写真旅 心に残る写真旅個別記事 魅惑の国「台湾紀行」
台湾観光でまず挙げられるのが世界四大博物館のひとつに数えられている「故宮博物院」でしょう。
歴代の中国王朝が集めてきた美術品をはじめ収蔵品は80万点ともいわれ、3フロアに分かれて、陶器から螺鈿(らでん)や翡翠などを含めた彫刻、絵画、書道などが展示されていますが、事前に簡単な予備知識を得て見学すると理解しやすいと思います。
今回は残念なことに、最も有名な5個の展示物の内、翡翠を白菜に模した「翠玉白菜」は台中の花の博覧会に貸出中、3層に分かれた天然石に彩色加工を施した豚の角煮そっくりに仕上げた「肉形石」は、オーストリアに貸し出し中で見られず、写真での対面でした。
1本の象牙から職人親子3代が100年にわたって彫り上げた直径12センチほどの24層構造の球体「彫象牙透花雲龍紋套球」は、25年前に仕事で訪れた際に見学し感動を覚えた1品です。
「彫象牙透花雲龍紋套球」は、透かし彫りの幾何学文様が施された24層の球体が各層自由に回転させることができ、人間業とは思えない象牙細工の傑作を再度観賞できてよかったです。
一通り観賞するには1日でも足りないでしょう。
(地図を見る)
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正門から博物院を望む |
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正門近くの大きな獅子像 |
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彫象牙透花雲龍紋套球 |
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翠玉白菜 |
2020年10月16日
写真旅 ぶらり旅 記事一覧 ぶらり旅 個別記事
鳴門の渦潮を45mの高さから見下ろすことが出来る大鳴門橋遊歩道の「渦の道」は450mもあり、遊歩道の先端まで歩く途中で渦潮を見ることができます。
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鳴門公園からの大鳴門橋 |
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渦の道 |
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渦の道からの瀬戸内の光景 |
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ガラス張りの渦の道 |
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激しく移動する潮流 |
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鳴門の渦潮は、瀬戸内海と紀伊水道の干満差により発生し、潮流が激しい時(早い時は時速20kmほど)は、20メートルにも及ぶ大きな渦潮が見れます。
訪れるときは潮見表をネットなどで確認するとよいでしょう。
世界三大潮流の一つといわれるだけあって、訪れている観光客も多く、遊歩道を行き交う人で混雑するほどです。
遊歩道にはガラス張りの一角が数か所あり、その上に立って見下ろすことが出来ますが、少し勇気が必要です。
遊歩道の上は自動車専用道路になっており、自動車の走行音が頭の上から降ってきて少し圧迫感を感じますがリアル感がいいですね。
「大鳴門橋遊歩道」に隣接している「鳴門公園」からは、長大な大鳴門橋を眺めることができますので立寄ってみましょう。
(地図を見る)
2020年9月25日
写真旅 心に残る写真旅個別記事 魅惑の国「台湾紀行」
台北駅から北に2キロほどに位置する「国民革命忠烈祠(こくみんかくめいちゅうれつし)」は、名が示すように辛亥革命や日中戦争などで命を落とした33万人の霊を祭ってあるところで、軍人や戦士だけでなく、政治家や医師、その他国家に貢献した人も含まれています。
台北以外の主要都市にも忠烈祠はありますが、台北市の忠烈祠が規模や衛兵の行進する距離が最も長いことで知られており、1時間おきの交代式は衛兵の一糸乱れぬ行進が観光客の人気となっています。
衛兵は陸・海・空の3軍のエリート中のエリートから選ばれ、3軍が半年ごとに交代して行われます。それぞれ制服が異なり、訪れた日には海軍の黒色の制服の衛兵の交代式でした。
写真撮影(フラッシュはNG)も可能ですが、あくまでも英霊を祀る場所ですから、軽率な行動は慎みマナーを守ることが大切です。
※写真をクリックすると拡大した写真がご覧になれます。
(地図を見る)
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交代式に向かう衛兵 |
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海軍所属の衛兵 |
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一糸乱れぬ行進 |
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衛兵前での記念撮影 |
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衛兵行進に向かう |
2020年9月15日
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