メンタルヘルス「職場復帰の過程」

職場復帰支援プログラムの第二ステップからの内容に該当する部分になります。 ポイントをQ&A形式でまとめています。

FE070_L_1Q、職場復帰の判断基準は
職場復帰時の問題点として、主治医の診断書で判断してよいのか、またメンタルヘルスの知識のない産業医で心もとない等が挙げられます。

支援プログラムにもあるように、事前に職場復帰後の就業形態や業務内容等の情報を伝えておいて、内容が反映した診断書で判断します。

メンタル知識のない産業医を選任している場合や、産業医の選任義務のない事業所の場合は外部の公的機関である地域障害者職業センター等に相談する方法もあります。

Q、職場復帰時の問題点とは
職場復帰した社員は、今までの遅れを取り戻そうと残業・休出を申し込んだり、職場の 目を気にしたりと、精神的な負担を抱えています。

初期の出社から通常勤務までの業務内容、勤務時間等のプランを、人事担当、管理監督者、産業医も加わり、本人の意見も聞いた上で作成した職場復帰プランに沿って進めます。

本人の希望のみで決めるのではなく、客観的な判断で行う仕組みが大切です。また、職場復帰支援プログラムの中で就業規則に反映すべき項目はしっかりと明記することが必要です。
(2013.5.24)