就業規則作成

就業規則は、企業と労働者の労働契約書です。常時10人以上の企業には就業規則の作成・届出義務があります。労働法関係は改正が度々ありますので、常に最新の状態を維持することと、作成後の継続的な運用が重要です。また、業種に合った就業規則の作成と労務管理が、労使間のトラブル防止と企業の健全な発展につながります。

就業規則の作成と効力

◇労働基準法を遵守

労働基準法は、労働者の労働条件、待遇等に関する最低の基準を定めた法律です。就業規則を作成するときは、この労働基準法で定める基準を下回ることはできません。

◇異なる職種や雇用形態を網羅した就業規則

就業規則は、賃金規定はもとより、育児休業規定、パートタイム規定など職種や雇用形態が異なる従業員についても適用される就業規則が必要で、これらの複数の就業規則を網羅したものが労働基準法上の就就業規則となります。

◇業種、職場環境を考慮した実態に則した就業規則作成が重要

就業規則は、自社の業種、または職場環境を考慮し実態に則した就業規則の作成が重要です。サンプル的な就業規則、他社の就業規則の模倣は、事業場の実態とそぐわないものとなり、結果としてその機能を果たさないばかりか、かえって労使間のトラブルの原因となってしまうケースが多々あります。

◇従業員への周知

就業規則は、定めた内容を従業員に周知させておくことが重要です。このことにより使用者と従業員の無用のトラブルを未然に防ぐことにつながります。トラブル発生時の重要な判断基準となる懲戒解雇規定、職務規定は、リスク管理の重要なポイントとなります。

当事務所では、御社の業種、職場環境を考慮し、事業主と雇用者との間で気持ち良く運営していける就業規則を事業主様、担当者様とご一緒に作成させて頂きますのでお気軽にご相談ください。無料にてご相談も承っておりますのでご相談ください。