事前準備で豊かなセカンドライフ
現在、会社に勤めている方も、いつの日かリタイアメント年齢を迎える時がやってきます。日本人の平均寿命が男性７９歳、女性８６歳となっている現在、退職後の人生は３分の１近くと豊かな時間が あります。
毎日仕事に追われ退職後の事を考える余裕がないかもしれませんが、退職間際になり「もつと準備をしておけばよかった」と後悔しないためにも、時間を見つけて早い時期から将来について考え始めることをお勧めします。
福利厚生に力を入れている企業は、５０歳になると退職後のセカンドライフに関する研修等を行い事前準備を促しています。
セカンドライフプランは、これからどんな人生を送りたいかという目的をかなえるための手段でもあります。
リタイア後のライフスタイルを考えたり、ライフワークを見つけたりとありますが、望む人生を過すためには、どれくらいのお金が必要になるか、そのためには今からどのような準備をしたらよいか等経済面も考慮する必要があります。
ライフプランは、個人の考え方に応じて自由に組み立てるべきものですが、考えをまとめる範囲が広すぎてどこから手をつけてよいかわからないところがあります。
次回からは、それぞれ具体的な内容についてお話したいと思います。このコラムが少しでもお役にたてば幸せです。
（２０１２．10．3）
