人材確保等支援助成金「働き方改革支援コース」
人材確保等支援助成金の「働き方改革支援コース」は、働き方改革に取り組む上で、人材を確保することが必要な中小企業の事業主が、新たに労働者を雇い入れ、一定の雇用管理改善を図る場合に助成されます。
働き改革を推進するうえで、残業時間の削減や交代で有給休暇取得をするために、労働者の増員等の明確な採用計画を持っている会社にお勧めの助成金です。
<対象となる事業主>
ここでいう働き改革に取り組む事業主とは、時間外労働等改善助成金(時間外労働上限設定コース、勤務間インターバル導入コース、職場意識改善コース)の支給を受けた事業主のことです。
<助成額>
設定された雇用管理改善計画を1年間取り組んだ後、各種要件を満たせば「計画達成助成金」が、計画開始から3年経過後に生産性要件を満たせば「目標達成助成」が支給されます。
【計画達成助成金】
新たに労働者を雇い入れ、一定の雇用管理改善を達成した場合に助成されます。
1人当たり | |
①雇入れた労働者(注1) | 60万円 |
②短時間労働者(注2) | 40万円 |
※支給対象労働者数は①と②の合計10人
※計画開始から6ヶ月以内に雇用し、1年以上勤務した労働者が対象
※計画期間内の離職率が30%以内であること
【目標達成助成】
雇用管理改善計画の開始から3年経過する日以降に申請し、生産性要件を満たす場合
(伸び率が6%以上の場合のみ)とともに、離職率の目標を達成した場合に助成されます。
1人当たり | |
①雇入れた労働者(注1) | 15万円 |
②短時間労働者(注2) | 10万円 |
(注1)週所定労働時間が30時間以上40時間以下の労働者
(注2)週所定労働時間が20時間以上30時間未満の労働者
<申請先>
所在地を管轄する都道府県労働局またはハローワーク