両立支援等助成金「再雇用者評価処遇コース」

助成金の両立支援等助成金「再雇用者評価処遇コース」は、過去に勤務していた労働者を再雇用し即戦力を活かしたいと考えている事業所にはおススメの助成金です。

 

妊娠、出産、育児、介護または配偶者の転勤等(配偶者の転居に伴う転職も含む)を理由として退職したものが、就業が可能になった時に復職でき、適切に評価され、配置・処遇される再雇用制度を導入し、かつ、希望するものを採用した事業主に支給されます。

 

<主な支給要件>

  • 妊娠、出産、育児、介護または配偶者の転勤等(配偶者の転居に伴う転職も含む)を理由とした退職者について、退職前の勤務実績等を評価し、処遇の決定に反映させることを明記した再雇用制度を導入すること。
    ※過去に再雇用制度を設けている場合でも、要件に沿った制度内容に改正すれば対象になりますが。改正日以降の再雇用について対象となります。
  • 離職後1年以上経過している対象者を再雇用し、無期雇用者として6ヶ月以上継続雇用し、支給申請日においても雇用していること。
    ※当初、有期契約労働者として再雇用した場合も、無期雇用契約を締結後、6ヶ月以上雇用すれば対象となります。

 

<ポイント>

  • 退職した社員が離職前に雇用保険に1年以上加入していること。
  • 退職日から採用日までの期間が1年以上空いていること。
  • 採用後は期間の定めのない契約かつ雇用保険の被保険者になること。
  • パートタイマー等の身分での再雇用も助成金の対象なり得ます。
  • 退職後に他の会社に勤務していても助成金の対象になります。

 

<助成額>

再雇用人数

中小企業

1人目 38万円<48万円>
2~5人目 28.5万円<36万円>

※<>内は生産性要件を満たしている場合。
※1事業主あたり5人まで支給。
※継続雇用6か月後・継続雇用1年後の2回に分けて半額ずつ支給されます。

 

<申請先>

所在地を管轄する都道府県労働局