助成金「特定就職困難者雇用開発助成金」

phm11_0669_jimusho_br「特定就職困難者雇用開発助成金」は、障害者を始めとして就職困難な人の雇用機会の拡大を図るために、ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等の紹介によりこれらの人を雇い入れた場合、事業主に対して賃金の一部を助成するものです。

 

<要件の概要>

雇い入れ日現在65歳未満の者で、以下に挙げるものをハローワーク等の紹介で雇用保険一般被保険者として2年以上継続して雇用する見込みで雇い入れること。

  • 60歳以上の者
  • 身体障害者、知的障害者、精神障害者
  • 母子家庭の母
  • 児童扶養手当を受けている父子家庭の父
  • その他就職困難者

ただし、過去の一定期間において、対象労働者が当該事業所で就労したことがある場合や、雇い入れ事業主と雇用・請負関係にあった等の場合は支給対象にはなりません。

また、対象労働者の雇い入れ前後6ヶ月間で、事業主都合で解雇したことがあったりした場合には支給対象とならない等、事業主に対する要件もあります。

 

<支給額(短時間労働者以外)>

対象労働者 支給額 助成対象期間
重度障害者等 240万円(100万円) 3年(1年6ヶ月)
重度障害者を除く
身体・知的障害者
120万円(50万円) 2年(1年)
母子家庭の母、父子家庭の父その他 60万円(50万円) 1年(1年)

※カッコ内は中小企業以外の事業所に対する支給額

 

<受給手続>

支給対象期の末日の翌日から起算して2ヶ月以内に必要書類を添えてハローワークを
通じて支給申請を行います。

助成対象期間を6ヶ月単位で区分した支給対象ごとに申請します