新設助成金「介護支援取組助成金」

職業生活と家庭生活の両立支援に取り組む事業主に対する「両立支援等助成金」のなかで、平成28年度に「出生時両立支援助成金」と「介護支援取組助成金」が新設されています。

 

男性労働者が育児休業を取得しやすい職場づくりにより、育児休業を取得させた事業主に対して助成する「出生時両立支援助成金」に関しては、当事務所サイトでご紹介しています。

今回は「介護支援取組助成金」をご紹介します。

「介護支援取組助成金」は、労働者の仕事と介護の両立に関する取り組みを行った事業主に助成するものです。

企業の規模に関係なく、1企業1回のみ、60万円が助成金として支給されます。

支給対象の要件は、以下のすべての取り組みを行った企業に助成されます。

①従業員の仕事と介護の両立に関する実態把握(社内アンケートの実施)
②介護に直面する前の従業員への支援(社内研修の実施、リーフレット等の配布)
③介護に直面した従業員への支援(相談窓口の設置および周知)