厚生年金基金改正「制度見直し」
厚生年金基金制度の見直しは、代行割れリスクの度合いに応じて以下のプロセスで対応することとしています。
代行部分に対する純資産額の積み立て状況 |
対 応 方 策 |
積立比率1.5(※)以上<健全な基金> | 他制度(DB・DC)へ移行又は存続 |
積立基準1.0以上1.5未満(※) <代行割れ予備軍> (代行返上による他制度への移行、または 通常解散 |
他制度(DB・DC)へ移行又は解散を 促す ・存続基準に向けた財政運営 ・「解散計画」または「代行返上計画」策定 |
積立比率が1.0未満<代行割れ基金> (特例解散による早期解散) |
法施行日から5年以内の早期解散を促す ・自主解散が基本 ・厚生労働大臣が解散を促す ・「清算型解散」制度も導入 |
(※)積立比率1.5または最低積立基準額のいずれかを満たす水準。