夕日に染まる赤壁の「黄金崎」(西伊豆町)
西伊豆の中ほどに位置する「黄金崎」は、夕日時に断崖が黄金色に染まる岬として知られており、また遠く駿河湾に面した富士山も望められ、富士山を背景にした夕景も楽しめるポイントです。
この黄金崎の崖の地層は、火山流が海になだれ込んでできたもので、風化により削り取られた岩肌が温泉水や地熱の作用によって変色し、黄褐色になったものです。
この黄褐色が夕日により増幅され赤く染まる夕景を作り出しています。
黄金崎は岬全体が公園となっており、遊歩道や展望台などの他、四季の花々が楽しめる「コレクションガーデン」や、この岬を書いた三島由紀夫の小説「獣の群れ」の一説を刻んだ碑も立っています。
展望台からの景観 | |
コレクションガーデンより | |
展望台下からの夕景 | |
展望台下からの夕景 | |
赤く染まる断崖 |
2015年7月13日