学生の国民年金加入義務
国内に住み、20歳になる学生は、原則国民年金の被保険者になります。
まだ就職していない学生でも20歳になる前に、国民年金の加入のお知らせや納付書のなどが日本年金機構から届きます。
国民年金の保険料は月1万6540円(2020年度)で、収入のない学生には負担が重い金額です。
学生が直接保険料を納める以外に、「学生納付特例制度」などいくつかの納付方法があります。
Q,親が代わりに保険料を納める方法とは
学生の場合、親が代わりに保険料を納めることができます。
この場合、その費用は社会保険料控除の対象となり、親の税金の節約になりますが学費など他にも出資がかさむ時期のため、子供の年金保険料まで負担する余裕がない家庭も多いとおもわれます。
Q,保険料が免除される「学生納付特例制度」とは
所得が一定額以下の学生の保険料支払いを猶予するのが「学生納付特例制度」です。
この制度を利用するには、申請書や在学証明書または学生証の写しを住民登録している自治体などに提出します。
最近では、学生納付特例の申請窓口を設けている大学などが増えていますので大学での申請も可能です。
この学生納付特例申請は、毎年行うことが必要です。
詳しくは「日本年金機構」のホームページをご覧ください。
2021年4月24日