「老後だけではない」公的年金

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金融庁が発表した「年金以外に必要な老後資金2000万円」問題は、マスコミをも巻き込み大きな論争となりました。

 

この状況の中で、若い読者が年金に関して書いたコラムが新聞に掲載されていました。

 

「老後は年金だけでは暮らせないということを聞いたとき、いっそ、年金制度なんてなくなればいいと思った」とのことです。

しかし、年金は老後に支給される「老齢年金」だけではないことを思い出して、改めて年金制度の必要性を再確認したそうです。

 

公的年金は、病気やけがで重い障害を負った場合に支払われる「障害年金」、家計の担い手が亡くなった後に配偶者や子供が受け取る「遺族年金」など、私的年金にはない制度があります。

 

大きな期待が持てない老齢年金だが、夫や自分に万が一のことがあった時の助けとなると思えば、保険料を納めることに納得したとのことです。

年金制度に対して誤解されやすい一方的な報道や、ネガティブな風潮もある中で、このコラムはホッとした気分を与えてくれました。

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