蕎麦放浪記
蕎麦放浪記 東京都 東京都記事一覧
「布垣更科」は、名門「更科」の老舗の系譜を受け継ぐ蕎麦処で、都内の名の知れている蕎麦処のそば職人も、ここで修業を積んだ人が多いと聞きます。
茨城産の蕎麦を使っていますが、毎年産地を訪れて収穫から乾燥・保管まで確認している蕎麦の味は、爽やかな香りとコシ、心地よいのど越しを堪能させてくれます。
江戸時代から伝わるたまり醤油を返しに使ったつゆは、辛口の本格派で種物の天ぷらにもよく合います。
この日はマイタケを天ぷらにした「天せいろ」を注文、つゆがよく合い美味しかったですね。
せいろのそばの量が多く、200gは軽く超えていました、通常は150g前後ですので、大盛並み以上ですかね。美味しいそばなので大歓迎。
東京都品川区南大井3-18-8
☎03-3761-7373
営業:11:30~15:00、
17:00~20:00
休日:日曜
座席数:40席程
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こじんまりとしたお店入口 |
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ボリュウムがあるマイタケの天ぷら |
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使い込まれたそば湯の器 |
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蕎麦の量も多いマイタケの天もり |
2020年1月14日
蕎麦放浪記 その他府県 その他府県記事一覧
伊豆松崎町の手打ちそば「伊豆鞍馬(いずくらま)」は、漆喰芸術の名人「伊豆の長八」の長八美術館の近くのそば処。
ご主人は、東京杉並区西荻「鞍馬」(当ブログで掲載)で修業し開業した若きそば職人です。
蕎麦は、有機栽培の「陸奥秋そば」を茨城県の契約農家から仕入れ、玄蕎麦の保管から製粉までの工程を自家内でまかない、十割蕎麦として提供。
店内の脇に作業場があり、石臼を用いた製粉機もあり、こだわりを感じる。
そばは細めでコシがあり、つゆは中辛でダシがよくきき美味しいそばでした。懐石コースもあり観光の足を休めて、ちょっとした贅沢気分を味わうこともでき、窓からのなまこ壁の家屋が見られ、旅気分を満喫できますよ。
賀茂郡松崎町松崎313-38
☎0558-42-1200
11:00~15:00(火曜定休)
2019年11月29日
蕎麦放浪記 東京都 東京都記事一覧
芝増上寺の大門からほど近い更科系の蕎麦処「芝大門 更科布屋」は、60代前半の
7代目主人が継いでおり、浜松町のビジネス街にある席数80ほどの繁盛店です。
長く受け継がれてきたといわれる鰹節をベースにしたつゆの風味は、濃厚でうまさを引き立たせます。
そば粉を挽くときも摩擦熱によって香りが飛ばないよう、石臼の回転速度には気を使っているとのこと。蕎麦は、ニ八、十割、更科があり、月毎にかわる三種そばなど、メニューも豊富。
今回は、更科の老舗ということもあって、更科をベースにした季節の三種もりをお願いしました。
訪れた月が、10月ということで、「更科」と菊の花を更科に練り込み淡い黄色の「菊更科※」、いま一品が菊の葉を練り込み抹茶色をした「菊葉更科※」でした。
(※呼び名は分かりやすく表現するために筆者がつけたものです)
かすかな香りを放つ更科の変わり蕎麦は、つゆをつけすぎると香りが飛んでしまいますのでほんの少しつけてすすりこみます。
東京都港区芝大門1-15-6(地図)
電話:03―3436―3647
営業:11:00~21:00
休日:日曜
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近くの芝増上寺の大門 |
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2階席もあるお店 |
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更科の老舗の三種そば |
2019年11月26日
蕎麦放浪記 神奈川県 神奈川記事一覧
南武線溝の口から徒歩10分程の「高はし」は、2階で開業しているこじんまりした蕎麦屋さんで、開業してからの店主のこだわり麺は、中細の麺。
気温、湿度等に気をつかい麺に程よい弾力を持たせるよう気温、湿度、打ち方に気を使っているとのこと。
つゆは本節、昆布、干しシイタケを使い中細の麺に合うよう辛口の味に仕上げており、種物(天ぷら等の揚げ物)はなく、麺にこだわったメニューとなっています。
注文したせいろはコシがあり、そばのほのかな香りが楽しめる。
川崎市高津区久本2-8-1 フィオーレの森3号館2階
☎044-865-2143
定休日:火曜
営業時間:11時30分~14時、17時30分~20時30分
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2階がお店の入口 |
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こじんまりした店内 |
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中細麺にこだわったセイロ |
2019年10月29日
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