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魅惑の国「台湾紀行」総集編

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日本最南端の島「与那国島」から気象条件が良い時には陸地の一部が見えるほどの近さにある「台湾」は、九州ほどの大きさですが、亜熱帯気候の台北・台中、熱帯気候の台南と気候が分かれ、南国特有の雰囲気を醸し出しています。

 

台湾グランドホテルからの日の出25年ほど前に仕事で何回か訪れたことがありましたが、今回は観光目的で25年ぶりの訪問、台北から台中、台南への旅です。

飛行時間3時間ほどの距離なのに、搭乗予定機の出発が5時間ほど遅れるという大ハプニングがありましたが、懐かしい台北にたどり着きました。

移動手段の整備が進んでいるのに、街中を走るオートバイの多さには驚きです。

 

台湾の人口は2350万人ですが、オートバイの所有台数は1500万台と桁違いの多さで、自転車はあまり見かけませんでしたね。

オートバイの排ガスの為か季節的要因なのか分かりませんが、台北から台南まで白く霞んだ光景が滞在中も続いたのが少し残念でした。

海外で日本の痕跡が残る場所はあまりありませんが、まだ多くの痕跡を残す台湾の旅は思い出深い旅となりました。

 

◇一人の老人が建設した「彩虹眷村」
台中市の新しい観光ポイントの「彩虹眷村(さいこうけんそん)」、別名を「虹の村」というそうです。「彩虹眷村」はもともと退役軍人が住んでいた・・・つづき
◇台湾の美といわれる「日月潭」
南投市に位置する「日月潭」は、台湾の美は南投にありといわれるなかでも代表的な観光スポットで、台湾の3大観光スポットのひとつです。標高が高く・・・つづき
◇台湾一大きい廟の「文武廟」
「文武廟(ぶんぶびょう)」は日月潭の湖畔にある台湾で一番大きな廟(日本のお寺に近い)です。建物は山門側から奥に行くほど高くなっていて、順番・・・つづき
◇台湾最古の歴史建造物「赤嵌楼」
3月でも熱帯エリアに属する台南市は暑かったですね。卓球で活躍した「アイちゃん」の旦那さんの故郷である台南市の郊外にある「赤嵌楼(せきかん・・・つづき
◇台湾最大の観光地「蓮池潭・龍虎塔」
蓮池潭(れんちんたん)・龍虎塔(ほうせいたいてん)は高雄市からタクシーで10分ほどの距離にある、日月潭、九分と並んで台湾の3大観光地の一つ・・・つづき
◇台南の中心都市「高雄市」
高雄市は台湾の南、熱帯地域に属し、台湾で最も気温の高い都市です。台北は商業・政治、台中は精密機械が中心ですが、高雄は重工業の都市として知・・・つづき
◇33万人の霊を祭る「国民革命忠烈祠」
台北駅から北に2キロほどに位置する「国民革命忠烈祠(こくみんかくめいちゅうれつし)」は、名が示すように辛亥革命や日中戦争などで命を落とし・・・つづき
台湾紀行「故宮博物院」正門から博物館を望む ◇世界4大博物館「故宮博物院」
台湾観光でまず挙げられるのが世界四大博物館のひとつに数えられている「故宮博物院」でしょう。歴代の中国王朝が集めてきた美術品をはじめとした収・・・つづき
◇ノスタルジックな街並み「九份」
「九份(九ふん)」は台湾北部の山間の小さな町です。昔は9世帯しか住んでいなかった小さな村「九份」せすが、19世紀後半からのゴールドラッシュ・・・つづき
台湾紀行「士林夜市」肉包(肉まん)を購入した屋台 ◇台湾風屋台が立ち並ぶ「士林夜市」
台湾での夜のお楽しみに、手軽に買い物や美味しい食べ物が楽しめて観光客に人気のある夜市があります。今回は少し奮発して宿泊した台湾グランドホテ・・・つづき

 

<台湾紀行を終えて>

台湾は東日本大震災時に世界各国の中で、最も義援金額が多かった国です。

ガイドの日本人に対する好意的な表現が含まれていることを考慮しても、台湾発展のためにつくした日本人の台湾統治50年間の功績は今も多く残り、その功績が大きかったためか、日本に好意的な国だと改めて感じた旅でした。

ぶらり旅・四国周遊「大歩危峡」

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今回は徳島県の祖谷(いや)地方の観光名所である大歩危小歩危の「大歩危峡」のご紹介です。

 

四国周遊「大歩危峡」大歩危峡を見下ろす
大歩危峡を見下ろす
四国周遊「大歩危峡」鯉のぼり舞う下流域を望む
鯉のぼり舞う下流域を望む
四国周遊「大歩危峡」船着き場の光景
船着き場の光景
四国周遊「大歩危峡」穏やかな流れの上流域
穏やかな流れの上流域
四国周遊「大歩危峡」鯉のぼりのアーチが続く大歩危峡
鯉のぼりのアーチが続く大歩危峡

訪れた月が5月だったため、渓谷の上空を勢いよく泳ぐ鯉のぼりを観賞することができラッキーでしたね。

 

大歩危小歩危は、大股で歩いても、小股で歩いても危険といわれていたことから地名がついたといわれており、砂岩が変成してできた砂質片岩が風化し白色に近い渓谷は神秘的な景観を醸し出しています。

 

この深く切り込んだ渓谷を遊覧船から仰ぎ見ることができ、国指定天然記念物「含礫片岩(がんれきへんがん)」も船縁から見物できます。

 

1,000m級の山々に抱かれた祖谷(いや)地方は、平家の落人が隠れ住んだと伝えられており、今なお秘境の雰囲気を色濃く残しています。

 

長く続く渓谷美をドライブしながら秘境の雰囲気を味わうのもよいでしょう。

(遊覧船)往復30分位、乗船料1080円

(地図を見る)

 

台湾風屋台が並ぶ「士林夜市」(台北市)

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台湾での夜のお楽しみに、手軽に買い物や美味しい食べ物が楽しめて観光客に人気のある夜市がありますが、今夜は宿泊した台湾グランドホテルから近い「士林夜市」を訪れました。

台北には幾つかの夜市がありますが、一世紀以上の歴史をもち、古くて台北最大の「士林夜市」は、地下エリアにも食べ物の屋台が連なっているなど、台北人にも人気の夜市です。

 

B級グルメの宝庫の夜市は、屋台で腰を落ち着けて食べるのもよし、歩きながら味わうのもよしですが、お店をひやかしながらの食べ歩きがいいですね。

この夜は別に夕食を済ませた後ということで、食べ歩きができそうなものを探しましたが、慈諴宮の向かい側にあるシンプルな屋台を構えた「好吃肉包」の熱々の中華まんが目にとまりました。

 

おばさん一人が営んでおり、もうもうと湯気が立っている2つの蒸篭があるだけのシンプルな屋台で、メニューは7種類の中華まんのみ、どれも20元程度と手軽な価格で、最初はこしあんを包んだ「豆沙包(あんまん)」を購入しました。

黒砂糖の風味が上品なこしあんと、あんを包んだふっくらした厚い皮が美味しかったですね。帰り道に「肉包(肉まん)」を購入したほどの美味しい屋台でした。

 

人混みで混雑していた夜市でしたが、観光客を狙うスリも多いと聞いていますので注意が必要です。
※写真をクリックすると拡大した写真がご覧になれます。

(地図を見る)

 

台湾紀行「士林夜市」夜市通りの光景
士林夜市通りの光景
台湾紀行「士林夜市」屋台風出店で一杯
屋台風出店で一杯
台湾紀行「士林夜市」出店の一光景
出店の一光景
台湾紀行「士林夜市」出店の一光景
出店の一光景
台湾紀行「士林夜市」肉包(肉まん)を購入した屋台
「肉包(肉まん)」を購入した屋台

 

ノスタルジックな街並み「九份」(台湾)

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「九份(九ふん)」は台湾北部の山間の小さな町です。昔は9世帯しか住んでいなかった小さな村「九份」ですが、19世紀後半からのゴールドラッシュで賑わい、最盛期には人口3万人の大きな町に発展しました。

​その後、金の採掘量の減少で人口も減り、1971年の閉山後に町は廃れていきました。

 

この「九份」が再び広く知られるようになったのは、1989年、台湾映画「非情城市」の舞台になったことで注目を集め、更に2001年公開の日本映画「千と千尋の神隠し
」に登場する町並みが「九份」をモデルにしたという噂も広まり、一躍台湾観光の人気スポットになったようです。

赤い提灯に彩られた夜の「九份」は、どこか懐かしい雰囲気が漂い、日本人の琴線に触れ、今や台湾で行きたい観光地ナンバーワンです。

 

日本統治時代に建てられた古い建物も残り、日本人には懐かしい雰囲気を醸しだしています。

特に映画の名場面(アーメイジャロ)の階段エリアが人気のようですが、大混雑の急坂な階段を行き交うのは高齢者には危険なようです。

※写真をクリックすると拡大した写真がご覧になれます。

(地図を見る)

 

台湾紀行「九份」鮮やかさ増す黄昏時のランタン光景
黄昏時の九份の広場
台湾紀行「九份」人気の階段のある光景
映画の名場面で人気のある階段の混雑光景
台湾紀行「九份」飲食店前の親子
飲食店前の親子の一風景
台湾紀行「九份」情緒のあるどこか懐かしい光景
情緒あるどこか懐かしい光景
台湾紀行「九份」広場のランタンが映える
広場のランタンが映える

 

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