歳時記・処暑「季の虫 まつむし」
暑さが少しやわらぐころの「処暑」、夜の虫の鳴き声に秋の気配が漂い始めます。
「すずむし」と並んで、秋に鳴く代表的な虫です。
ふと秋を感じる夜更けに鳴きだす「まつむし」は、草むらや林に生息していますが、庭の草むらにも生息し、優美な鳴き声を聞かせてくれます。
古い和歌にも登場する「まつむし」「すずむし」の鳴き声は、長く日本人の心を潤してきたようです。
2023年8月23日
木漏れ日のカフェで一休み
コラム記事一覧
暑さが少しやわらぐころの「処暑」、夜の虫の鳴き声に秋の気配が漂い始めます。
「すずむし」と並んで、秋に鳴く代表的な虫です。
ふと秋を感じる夜更けに鳴きだす「まつむし」は、草むらや林に生息していますが、庭の草むらにも生息し、優美な鳴き声を聞かせてくれます。
古い和歌にも登場する「まつむし」「すずむし」の鳴き声は、長く日本人の心を潤してきたようです。
2023年8月23日
秋の気配がほの見えるころの「立秋」、これから歴の上では秋。
現在でも各地で、先祖の霊を送る灯火を川に流す「灯篭流し」が行われています。
戦火で散った人々への祈りも込められており、広島では原爆投下の日の8月6日が灯篭流し。
ひとつひとつに祈りや思いが込められて、夜の川面を静かに流れていく灯篭。
2023年8月8日
最も暑い真夏の頃の「大暑」。
現在では、猛暑、酷暑などともいい、真夏の暑さは年々増すばかりです。
暑い中で食べる冷たく冷やしたスイカ、暑さを忘れる瞬間です。
磯にスイカを持参し素潜りした後、海水で冷やしたスイカを割って食べた
美味しさを思い出します。
2023年7月23日
梅雨が明けて本格的に夏に向かう頃の「小暑」。
この時期の風物詩として、風鈴、花火、土曜うなぎなど多いですが、「そうめん」も季の味覚の代表的なものですね。
さっと茹でたそうめんを、氷水に冷やして、ねぎ、しょうが、しそ、みょうがなどを薬味のつゆにさっとくぐらせ、いただく「そうめん」は、夏バテ気味な胃にもすんなりと入っていきます。
2023年7月7日