メンタルヘルス「休職の対策」

休職中は仕事から完全に切り離されて休養するものと考え、休職中の連絡は必要最低限とし、人事担当者等、一定の人に限定します。

EH161_L_1Q、休職前の対応で問題となるのは
休職前に良く起こる問題として、病院の受診を拒否されることや、休職を進めるが拒否されることです。

いろいろと手を尽くしても問題解決につながらない場合を考慮して、就業規則等に休職に関する項目を組み入れることも必要になります。

Q、休職期間中の問題とは
休職期間中は労務の提供が免除された期間になりますが、休職期間中の連絡をどうするか、また休職期間中の行動範囲を規定すべきか悩むところです。

厚労省の手引きにもありますが復帰プログラムの中で、報告義務を課す、行動範囲を規定する等を盛り込む外に就業規則等で明記することも必要です。

また休職期間中の社員は、休職により解雇されるのではないか、職場復帰できるか、または休職中の経済問題等、様々な不安を抱えます。手引きにもありますが、休職前に十分な説明をし、不安を取り除くことが重要です。
(2013.5.4)