高齢者支援「特定求職者雇用開発助成金」
「特定求職者雇用開発助成金」は、失業中の６０歳以上６５歳未満の方を雇用する「特定就職困難者コース」と、６５歳以上の方を雇用する「生涯現役コース」の２つの助成があります。
本助成金は、ハローワーク等で紹介された支給対象となる従業員を雇用すると、労働局の判断で自動的に支給申請書が送られてくるもので、これに基づいて申請することになります。
従業員を雇用してから６ヵ月経過すると１回目の助成金が申請でき、さらに６ヵ月経過後に２回目の助成金を申請することになります。
＜主な支給要件＞
- ハローワーク等で紹介された時点で求人者が失業していること。
- 採用した従業員が採用日から雇用保険に加入していること。
- 時間外手当等が正しく支給されていること。
- 有期契約社員で雇用する場合は、契約が自動更新されること。
- 採用後、少なくとも２年以上雇用することが確実なこと。
＜助成額＞
【特定就職者困難コース】（中小企業の場合）
| 対象労働者 | 支給額 | 助成対象期間 | 支給対象期ごとの対象額 |
| 短時間労働者以外の者 | ６０万円 | １年 | ３０万円×２期 |
| 短時間労働者 | ４０万円 | １年 | ２０万円×２期 |
【生涯現役コース】（中小企業の場合）
| 対象労働者 | 支給額 | 助成対象期間 | 支給対象期ごとの対象額 |
| 短時間労働者以外の者 | ７０万円 | １年 | ３５万円×２期 |
| 短時間労働者 | ５０万円 | １年 | ２５万円×２期 |
※１期は６ヵ月間
＜申請先＞
所在地を管轄する都道府県労働局
