企業年金活用「老後の不安と無関心」

「老後に対して不安は持っているが、無関心」という現状をよく目にします。

 

老後に不安を持っているのにも関わらず、自分が受け取れる年金額を把握していない、または年一回送られてくる「年金定期便」を見たこともないという方を多く見かけます。

確定拠出年金の継続教育の重要性は広く認識されていますが、無関心の方が見受けられるのも事実です。

 

本来なら不安だからこそ、しっかり理解する必要があるにもかかわらず、知る努力を怠る人が多くいるのが現実ですね。

さらに社会保障のなかの公的年金や医療保険に関する知識を少しでも理解すれば無駄な民間保険に加入することもなくなります。

 

老後に受け取る年金や退職金、企業年金の金額が分かればどれくらいの準備が必要かの予測がつきます。

従来の企業型確定拠出年金は自助努力というよりも企業の退職金制度の一つのため、どうしても意識が低くなります。

 

しかし、個人型DCはこの自助努力が重要となります。少しでも理解する努力を継続し、老後への不安を軽くしたいものです。