ぶらり旅・上信越の秋「米子大瀑布」
長野県内の「米子大瀑布」は、安曇村の「三本滝」、南木曽町の「田立の滝」と共に
日本の滝100選に数えられています。
米子大瀑布に向かう登山道入り口 | |
急峻な登山道を登る | |
日本三大不動尊の米子不動尊 | |
権現滝 | |
不動滝 | |
左が権現滝 右が不動滝 |
「米子大瀑布」は、秘境の米子川源流、四阿山の懸崖に並んでかかる、「不動滝(落差)85m」と「権現滝(落差75m)」の2滝の総称です。
写真の「米子不動尊」は、滝の下にあり「米子のお不動さん」として庶民の信仰を集める日本三大不動尊の一つで、今でも修験者の道場になっているそうです。
「権現滝」は轟音と共に豪快に落ちる男性的な滝のイメージで、「不動滝」は落ちる姿がシルクの布を広げて霧状に落ちる様が天女の羽衣に似ている女性的な滝です。
このことから、日本有数の「夫婦の滝」として有名になったようです。最近では「恋人滝」ともいわれているそうです。
「不動滝」の横に「黒滝(落差90m)」があるようですが、水量も少なくはっきり見ることができないようで「幻の滝」と呼ばれています。
米子大瀑布にたどり着くまでが大変です。
駐車場から8人乗り小型タクシーで30分ほど乗り、降りたところから30分ほど急峻な山道を登ったところにありますので、足腰の弱い方は断念したほうがいいですね。
紅葉のピーク時は素晴らしい景観ということでしたが、紅葉時期を過ぎたこの日は苦労して登った価値があったかどうかという感想です。
2015年12月11日