ぶらり旅・上信越の秋「高瀬渓谷」
高瀬渓谷の中でも「高瀬ダム」は、作家曽野綾子の小説「湖水誕生」にも描かれており
、長野県屈指の紅葉の名所として知られています。
ダム堤上部 | |
乳緑色をしたダム湖 | |
濁沢の滝へのつり橋からの紅葉 | |
カラマツの紅葉 | |
濁沢の滝(白い岩肌を落ちる) | |
濁沢の滝から下方を望む | |
高瀬ダム下方からの景観 |
高瀬ダムは一般に開放されて見学できますが、自然環境保護のために下流の長倉ダムから高瀬ダム方面の自家用車の乗り入れは禁止されています。
このため、11キロほどある道のりを徒歩か乗り入れを許可されたタクシーでしか行けません。
今回は乗合タクシーを利用しましたが、徒歩の方も何人か見かけましたね。
高瀬ダムは東京電力が管理する発電用ダムで、富山県の黒部ダムに次ぎ日本第二位の高さ(156メートル)を誇る巨大なロックフィルダムです。
背丈を上回る巨大な岩石を積み重ねたダムは、なぜか自然と溶け合い親しみがわきます。
湖面は乳緑色をしており、周囲の紅葉とマッチして幻想的な景観をみせます。
今回は、ダム湖から長いトンネルを歩き30分ほどかけて「濁沢の滝」を撮影しましたが、紅葉時期が過ぎていたのが残念でした。
ロックフェルダムの中ほどの巨石の間を歩いていた日本鹿を見たことと、長野県の観光案内にかけては一番(他の何人かの男性運転手に聞いた話です)というタクシーの女性運転手にお会いしたのが幸運でした。
ちなみにお名前が、歌手の森山良子さんと同じのチャーミングな方でした。
聞くところによると、この方を指名して来られる方が多いとのことです。
2015年12月9日