ぶらり旅・播磨・北近畿紀行「伊根の舟屋」
「伊根の舟屋(いねのふなや)」は京都府与謝郡の伊根地区にあり、船の収蔵庫を持つ住居で伝統的な建造物です。
伊根湾の周囲5キロメートルの湾に沿って230軒余りの舟屋が立ち並ぶ光景は、全国的にも珍しく、重要伝統的建造物群保存地区選定地に選定されています。
舟屋は、1階は船置き場、物置、作業場があり出漁の準備や漁具の手入れなどに活用され、2階は生活の場に活用されています。
日本の原風景が漂う伊根の舟屋は、多くの写真雑誌での紹介や、テレビの紹介、映画「釣りバカ日誌」等でも度々紹介される観光ポイント。
舟屋の全貌を海から見るのに観光船を利用します。
所要時間20分程度ですが、その間人なれしたカモメが観光客のあげるエビセン(100円で売っている)を目指してすり寄ってきます。
舟屋は見ずにカモメと最後まで遊んでいる人も。
観光船は舟屋近くには寄れず、遠くから眺めることになります。
これは、近くに寄られて日常生活をのぞき見されたくないということのようです。
カメラも望遠レンズの使用が制限されているようでしたが、望遠効果の小さい望遠レンズなら大丈夫と思い撮った写真です。
2015年6月14日