一人の老人が建設した「彩虹眷村」(台中市)
台中市の新しい観光スポット「彩虹眷村(さいこうけんそん)」、別名を「虹の村」とよぶそうです。
「彩虹眷村」は、もともと退役軍人が住んでいた場所したが、老巧化で空き家が目立ってきたときに落書き防止のために、おじいさん自らがカラフルなペイント壁面を描いたのが評判の始まりのようです。
その制作意欲は壁面から敷地の地面まで広がり、別世界を醸し出しています。写真のように絵としての価値は分かりませんが、色遣いや分かりやすい絵が魅力で、めでたい絵として評判のようです。
「永結同心」「百年好合」は、台湾の結婚式でよく使われるおめでたい言葉。「ずっと一緒に」という意味でカップルの写真にはベスト。
80歳になってから描き始めたそうで、現在97歳となるおじいさんの作とは思えない出来栄えですね。
台中駅から電車、バスを利用し30分~40分です。
※写真をクリックすると拡大した写真がご覧になれます。
<台中市に関する一言メモ>
台中市は台北から165キロ、台湾で3番目に大きな都市で精密工業が盛んです。
東京駅に似ている旧台中駅は日本人が作ったそうですが、新しい台中駅が建設中とのことです。また来年には念願の最初の地下鉄が日本の協力で開通するそうです。
台中市は台湾の中でも台北よりは暖かく、台南よりは涼しく、台湾の中でも一番住みやすい都市だそうで、住宅価格も台北の3分の1ほどで人気の都市ようです。
色艶やかに彩色された建物 | |
敷地面にも彩色 | |
幸運を呼ぶ撮影ポイントで一枚 | |
インスタ映えの写真ポイント | |
おとぎの国のような建物正面 |
2019年9月4日