明治創業の大店「藪伊豆総本店」(中央区)

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日比谷線茅場町から徒歩5分ほどの「藪伊豆総本店」は、三階建てのお店を構え席数150ほどの大きなお店で、創業は江戸時代まで遡り、現在の藪伊豆総本店になったのが明治15年と古い老舗のお店。

昭和30年には、飲食業界で初めて藍綬褒章を受章したお店として知られる。

 

玄ソバを毎日挽き、手こね機械打ちのそばで、そばの太さは均一ですがこしもあり食べやすいおそばです。二八そばの盛りが安いのが魅力。

品ぞろえが多い中、ランチ時には「おかめランチ」がお得で、盛り二枚にエビ天1個と小鉢等が付き、注文するお客も多いようです。

 

入口近くに、昭和の古典落語の名人「柳家小さん師匠」が配った手ぬぐいが飾られており、落語好きとしては黙っていられず女将さんからいろいろとお話を伺いました。

藪伊豆総本店では2か月に1回、柳家系譜の落語家がお店の3階で落語の会を開いているとのこと。

柳家小さん師匠も亡くなる前まで、時々顔を出していたそうです。

東京都中央区日本橋3-15-7
☎03-3242-1240
営業:11:00~15:00、
17:00~22:00
休日:日・祝日

 

東京中央区蕎麦店「藪伊豆総本店」
歴史を感じるお店の入口
東京中央区蕎麦店「藪伊豆総本店」店内
1階店内入口付近
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柳家小さん師匠が配った手ぬぐい
東京中央区蕎麦店「藪伊豆総本店」おかめランチ
おかめランチ

 

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